
永守重信 最後の大仕事「大学革命」
日本電産を世界有数の企業に育てた希代の経営者、永守重信氏。その男が“最後の大仕事”として命を懸けるのが「大学革命」だ。永守氏が理事長に就任してから僅か2年、京都先端科学大学は驚異の変革を遂げつつある。2020年4月には工学部を新設。海外からも優秀な研究者が教員として集い、入学希望者も大幅に増えている。永守氏に加え、改革の実行者たちにも直撃。永守イズムあふれる現場には、新たな価値を生み出す組織づくりや人材育成のヒントがあった。
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第8回2020.09.28全授業英語化、キャップストーン…永守流「工学部」の核心日本電産の会長兼CEO(最高経営責任者)である永守重信氏が、理事長として改革を進める京都先端科学大学。2020年4月に新設された工学部には、永守氏が描く人材育成の本質が詰まっていた。カリキュラムの詳細を取り上げた前編に続き、後編では新導入された超・実践的育成法に迫った。
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第7回2020.09.25日本電産・永守重信氏が目指す人材育成とは 新鋭工学部の全貌日本電産の会長兼CEO(最高経営責任者)である永守重信氏が、130億円以上の私財を投じて改革を進める京都先端科学大学。その象徴が、2020年4月に新設された工学部だ。新刊書籍『永守重信の人材革命 実践力人材を育てる!』(日経BP)や同大学の変革を追った連載から、改革の本丸である工学部の秘密をひもといた。
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第6回2020.06.29日本初のキャップストーンプロジェクトとは? 変わる産学連携日本電産・永守イズムで変革に挑む京都先端科学大学から、組織改革・人材改革の秘密をひも解く本連載。第6回は前回に引き続き、ゼロから工学部を立ち上げた田畑修氏に迫る。この大学が目指す、そして永守氏が期待する実践力のある若者を育てる日本初の「キャップストーンプロジェクト」とは何か。
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第5回2020.06.26元京大教授が挑む革命 求めるのはストリートスマートエンジニア日本電産・永守イズムで変革に挑む京都先端科学大学から、組織改革・人材改革の秘密をひも解く本連載。第5回は、永守氏が130億円以上もの私財を投じたという大学改革の核心部、工学部の全貌を明らかにする。カリキュラム設計から教員人事まで、ゼロから立ち上げた工学部長の田畑修氏の挑戦を追う。
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第4回2020.06.11学ぶべきは「雑談力」? 永守氏が考えるビジネス必須スキルとは日本電産・永守イズムで変⾰に挑む京都先端科学大学から、組織改革・人材改革の秘密をひも解く本連載。第4回は、引き続き“永守氏の現場代行”として、経営全体の指揮にあたる元・日本電産取締役専務執行役員の浜田忠章氏の改革を追う。教職員の次は、学生の変革だ。若者をどう育てるか、企業でも活用できるヒントがあった。
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第3回2020.06.10日本電産の人事のプロが副理事長に 永守流M&A成功の流儀京都先端科学大学の改革から、永守流の組織改革・人材改革の秘密をひも解く本連載。第3回は、同大学を運営する学校法人永守学園の副理事長、浜田忠章氏に聞く。元・日本電産取締役専務執行役員で、永守氏の下でM&Aや人事を担ってきた改革請負人。変革を生む組織をどうつくるのか、永守改革の神髄に迫る。
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第2回2020.05.211人で海外に送り出す! 永守流「実践力」を生み出す仕組み永守重信イズムで変革を進める京都先端科学大学の挑戦を追う本連載。第2回は、引き続き、現場を率いる学長の前田正史氏による改革に迫る。学部長の全面刷新、教授陣のテコ入れの次に取り組んだのが、“学生改革”だ。永守氏の語る「実践力」をどう生み出すか、学生を奮い立たせる仕組みとは。
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第1回2020.05.19カリスマ経営者永守氏と元東大副学長がタッグ 「大学を壊す!」日本電産を世界一のモーターメーカーに育てた永守重信氏。その経営手腕で次に挑むのが大学改革だ。私財を投じ、理事長として京都先端科学大学で改革を推進。永守イズムで変革に挑む実行者と永守氏の足跡を追う本連載。現場には、新たな価値を生む組織づくりのヒントがあった。第1回は学長の前田正史氏。