ファン維持を狙った配信が続々

音楽

 ミューザ川崎シンフォニーホールでの「名曲全集第155回」が中止となり、ニコニコ生放送で無観客配信した。

「観客のいない音楽会」(東京交響楽団、ドワンゴ)

(撮影:青柳聡 提供:ミューザ川崎シンフォニーホール)
(撮影:青柳聡 提供:ミューザ川崎シンフォニーホール)
3月8日の配信は約10万人、同14日は約7万3000人が視聴(提供:東京交響楽団)
3月8日の配信は約10万人、同14日は約7万3000人が視聴(提供:東京交響楽団)
東響の楽員も舞台袖などで配信やコメントを楽しんだ(提供:東京交響楽団)
東響の楽員も舞台袖などで配信やコメントを楽しんだ(提供:東京交響楽団)
撮影やネット配信では、ドワンゴが無償で協力(撮影:青柳聡 提供:ミューザ川崎シンフォニーホール)
撮影やネット配信では、ドワンゴが無償で協力(撮影:青柳聡 提供:ミューザ川崎シンフォニーホール)
お笑い

 3月6日から、なんばグランド花月、ルミネtheよしもとなど全国の劇場から1日約12時間の生配信を行った。緊急事態宣言後は一時休止している。

無料生配信ライブ(吉本興業)

出典:ラフ&ピース ニュースマガジン
出典:ラフ&ピース ニュースマガジン
動物園・水族館

 週に2回のペースで、飼育スタッフが動物を紹介する十数分のライブ映像をインスタグラムで配信。新江ノ島水族館など一部の水族館もライブ配信を実施している。

インスタグラムライブ(神戸どうぶつ王国)

美術館

 休館中の江戸東京博物館を学芸員が解説する番組を3月10日に配信。60館以上から問い合わせがあるという。

ニコニコ美術館(ドワンゴ)

クラウドファンディングや投げ銭で収益を狙う

ライブ配信にも費用が掛かり、収益化は課題だ。BAD HOPはクラウドファンディングで支援を求めた。「MUSER」のように、投げ銭や視聴料を取りつつ配信できるシステムも登場

借金1億の無観客ライブをみんなで支援しよう!(BAD HOP)

MUSER(BEAMING)

合奏やセッションもオンラインでできる?

 3月以降の動画配信サイトでは、離れた場所にいる音楽家が合奏する映像が多く配信された。多くは複数の動画の編集や多重録音でできているが、ほぼリアルタイムでの合奏を可能にするサービスも登場予定。自宅での音楽活動が充実しそうだ。

シンニチ テレワーク部(新日本フィルハーモニー交響楽団)

「パプリカ」などの曲を新日本フィル楽員の有志が演奏した。画像は同楽団副首席トロンボーン奏者である山口尚人氏のYouTubeより
「パプリカ」などの曲を新日本フィル楽員の有志が演奏した。画像は同楽団副首席トロンボーン奏者である山口尚人氏のYouTubeより

SYNCROOM(ヤマハ)

最大5拠点でオンライン合奏が楽しめるサービスを6月にスタート予定。同社独自の技術 で、音声データの遅れを小さくしている
最大5拠点でオンライン合奏が楽しめるサービスを6月にスタート予定。同社独自の技術 で、音声データの遅れを小さくしている
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