世界で巻き起こる食分野のイノベーション、「イノベー食」を取り上げる本特集。新型コロナウイルスショックで進む「食の再定義」の方向性をリポートした第1回に続く今回は、予防医学研究者の石川善樹氏が、Withコロナ時代のフードテックを語る(聞き手は、シグマクシスの岡田亜希子氏)。

前回(第1回)はこちら

石川 善樹(いしかわ よしき)氏
予防医学研究者、博士(医学)
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。「人がよく生きる(Good Life)とは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。近著は、『フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦略』 (NewsPicksパブリッシング)、『考え続ける力』(ちくま新書)など

 予防医学研究者として、「人がよく生きる(Good Life)とは何か」という壮大な問いに対して、Well-being(ウェルビーイング、幸福)の定量化を通して解きほぐすことに挑む石川善樹氏。新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する中で、食を通したウェルビーイングの在り方はどう変わっていくのか。また、この先、フード業界でイノベーションを生み出していく方策とは?

Withコロナ時代「サンマ(三間)」が見直される?

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