新型コロナウイルスに日本が翻弄され続けた2020年3月と4月。それぞれの前後半のデータが出そろった。ビッグデータの解析により見えてきたのは業種別、サービス別、財別の消費の浮き沈みと、徐々に新型コロナによる外出自粛生活に適応しようとしていった日本人の姿だ。

約100万人分の取引データを活用して国内の消費動向を調査する「JCB消費NOW」。毎月そのデータを読み解く本連載の第3回は、3月、4月それぞれ前後半の消費の浮き沈みを分析する(写真/Shutterstock)
約100万人分の取引データを活用して国内の消費動向を調査する「JCB消費NOW」。毎月そのデータを読み解く本連載の第3回は、3月、4月それぞれ前後半の消費の浮き沈みを分析する(写真/Shutterstock)

 新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になってきた3月から緊急事態宣言が発令された4月にかけての2カ月間、消費はどう動いたのか。各月の前後半の消費データが蓄積されてきたため、今回はこの2カ月間における日本人の消費行動の変化を分析していこう。

 ジェーシービー(JCB)グループ会員のうち、約100万会員のクレジットカード取引情報を基にJCBとナウキャスト(東京・千代田)が算出した、現金を含む消費全体を捉えた消費動向指数「JCB消費NOW」の内訳を見ていくと、コロナ禍の3月、4月における日本人の行動の変化が確認できる(i)。今回はそれぞれを前半と後半に分け、2カ月を4つの期間に細分化して分析していく(ii)

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