
- 全5回
日本でも進む“無人店舗”への動き
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- 第1回
- 2020.04.06
高輪ゲートウェイの無人コンビニ 人件費80万円の削減効果 カメラとAI(人工知能)で客が手にした商品を判別し、自動で精算する無人コンビニが高輪ゲートウェイ駅にオープンした。ユーザー登録不要で、キャッシュレス決済にも対応しており導入しやすいことから、運営会社は無人化システムを他の店舗向けに月額80万円で販売する計画だ。店内での購買に至るまでの行動を映像から分析し、それらをマーケティングなどに有効活用できるかが課題になる。 -
- 第2回
- 2020.04.06
プロントの自販機“1000べろ”立ち飲み 想定売り上げの2倍 プロントがバーの中に設けた立ち飲みスペースが、想定の2倍を売り上げる人気だ。新型コロナで多くの飲食店が苦戦するなか、酒とつまみを自動販売機で安価に売る場所(Place)を設け、収益増と省人化を同時に実現している。また関西国際空港でも自販機を用いた実証実験が行われた。特徴のある自販機を目玉に店舗という場所をマーケティングし、収益増や省人化、将来のデータ活用へ結びつける可能性を探る。 -
- 第3回
- 2020.04.06
新型コロナ感染拡大は無人店舗ビズに“追い風”となったか? 新型コロナウイルスの感染拡大で、従業員の仕事をテレワークなどの在宅勤務に切り替える企業が増えている。しかし、在宅勤務がなじまない職場も少なくない。そうした職場では、従業員の感染リスクを下げるため、社内で買い物ができる自動販売機タイプの無人店舗の人気が高まっているのではないか。オフィス向け無人コンビニを主に展開してきたスタートアップの600(ろっぴゃく、東京・千代田)に話を聞いた。 -
- 第4回
- 2020.04.09
専門美容院、急拡大の秘密 40代以上女性の心つかんだ安さと早さ カットと髪染め専門の美容室「ChokiPeta (以下、チョキペタ)」が40代後半~60代の“時短”女性の支持を集めて、急速に店舗を拡大している。客層とサービス内容を絞り込み、シャンプーロボットや券売機を活用した部分的な無人化で、新たな顧客体験を提供することに成功した。ポイントは、省人化による早さと安さを同時に実現したことだ。 -
- 第5回
- 2020.04.09
1人焼肉店の進化系 料理を運ぶのも支払いもセルフで収益増へ 1人で手軽に食べられる「ファスト焼肉」をコンセプトに急成長する「焼肉ライク」が新店舗にセルフレジを導入した。省人化で人手不足に対応しながら、同時に客席回転数を上げて売り上げ増を実現した。