「Z世代」女性の意外な物欲 「次から次に欲しいもの出てくる」48.4%(画像)

マーケターにとって、いまひとつつかみどころがない「Z世代」。10年後には消費の中心にいるはずの彼ら、彼女らはどんな価値観を持ち、どんなブランドを好み、何に金を使っているのか。特集第1回は、3万人超の調査結果から、Z世代の女性にフォーカス。その実態を浮き彫りにする。

「Z世代」と呼ばれる世代は諸説あるが、ここでは1996~2010年生まれとする。その前のミレニアル世代とも異なる価値観や志向を持つ(写真はイメージです)(写真/Shutterstock)
「Z世代」と呼ばれる世代は諸説あるが、ここでは1996~2010年生まれとする。その前のミレニアル世代とも異なる価値観や志向を持つ(写真はイメージです)(写真/Shutterstock)

 1996~2010年生まれの「Z世代」と呼ばれる世代は、デジタルネイティブといわれたミレニアル世代(1981~1995年生まれ)のさらに先を行く、生まれながらの「デジタルトランスフォーメーション(DX)世代」といえる。その価値観や消費行動はつかみがたい。だが、10年後にはマーケットの中心となる世代であり、その攻略法を早く見極めたいところだ。

 今回のZ世代特集では、調査データやZ世代を集めた座談会、先進企業の取り組みなどを基に、彼ら・彼女らの価値観や消費行動を明らかにしていきたい。第1回は、マクロミル ブランドデータバンクの調査結果から1996年生まれ以降の女性(現在18~24歳)のデータを抽出。女性全体の調査結果と比較しながら、その特徴を浮き彫りにしていく。

 ブランドデータバンクが定期的に実施する約3万人の調査結果をベースに、年代や性別ごとに価値観や好きなブランドを分析した。デザイン誌「日経デザイン」で10年以上続けてきた連載記事の手法を基にしている。新型コロナウイルスの拡大で消費行動は大きく変わっているが、Z世代の消費に対する考え方の特徴を捉えるうえで参考にしてほしい。

【特集】Z世代──10年後の中核層を攻略せよ
【第1回】 「Z世代」女性の意外な物欲 「次から次に欲しいもの出てくる」48.4%
【第2回】 3万人調査で見る「Z世代」 男性はアニメや音楽、美容にも熱心
【第3回】 Z世代の4タイプ 「ソーシャルよいこ」や「省エネペシミスト」?
【第4回】 若者研究第一人者の原田氏 Z世代はデジタルネイティブではない
【第5回】 Z世代座談会【お金の使い方編】 買い物はECよりもリアル店舗重視
【第6回】 Z世代座談会【SNS使い方編】 “映え”の押しつけには乗らない!
【第7回】 Z世代わしづかみ カロリーメイト“勉強垢”、利用37万回の好手
【第8回】 ビームス初! Z世代向けブランド、あえて“チープ”に見せる理由
※第8回までのパワポまとめ 「5分で分かるZ世代 10年後の中核層を攻略せよ」
【第9回】 “3つのレス”がZ世代に刺さる 「SHIRO」の次世代化粧品店
【第10回】 Z世代はなぜ「チェキ」を買う? 富士フイルムが捉えた3つの特質
【第11回】 コーセーもZ世代向け新商品 着目したのは「2つの傾向」
【第12回】 Z世代と企業が手を組み商品開発 カギは「若いデザイン思考」
【第13回】 タイガー魔法瓶 Z世代と開発した“畳める”ウオータージャグ
【第14回】 日立がZ世代と考える2030年 彼らを選んだ3つの理由

Z世代の女性は意外に懐具合が暖かい?

●「Z世代女性」の平均小遣いは月2.5万円
●「Z世代女性」の平均小遣いは月2.5万円
「Z世代女性」とは、マクロミル ブランドデータバンクの調査結果(2019年12月実施)から、18~24歳女性のデータを抽出したもの。「女性全体」とは、全年齢の女性のデータを抽出したもの

 この調査結果(2019年12月実施)におけるZ世代女性(1012人)は、平均年齢21.0歳だ。平均世帯年収は549.6万円、平均個人年収95.9万円、月の平均小遣いは2.5万円だ。有職者(338人)だけを見ると、個人年収が211.1万円で、月の小遣いは3.5万円となる。

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