
全3回
2020年上半期 食品ブレイク予測
海外で一足早く進む“脱動物性たんぱく質”の波が、東京五輪イヤーの2020年、日本にも本格上陸。食卓に大豆化旋風が吹き荒れそうだ。五輪のテレビ観戦に伴って家焼き肉族が増えることを見込み、焼き肉のたれや薬味の新定番争いも勃発。話題が豊富な食品業界でブレイク必至の商品とキーワードを、バイヤーと日経トレンディ編集部が総ざらいする。
-
第1回2020.03.24「肉料理は何でも大豆化」が進む 外国人需要から女性、家庭へ2020年上半期にブレイク必至の食品を予測する本特集の第1回。植物肉による脱・動物性たんぱく質の流れが加速している。家庭用・業務用のハンバーグや肉団子風などの植物肉加工食品が20年は本格的にスーパーなどの店頭へ。加えて、動物性乳を大豆に置き換えて開発した飲料などにも注目が集まりそうだ。
-
第2回2020.03.31巣ごもり、割安感…内食需要を狙い、家焼き肉用の新食品が続々ブレイク必至の食品を予測する特集の第2回は、焼き肉用食品。ここ数年、焼き肉ブームが堅調で、内食需要を狙った様々な関連商品がラインアップ。32年ぶりの新たなたれや、チューブ調味料などバリエーションが広がりそうだ。
-
第3回2020.03.31「レモンフィーバー」「越境グルメ」がヒットのキーワード今後ブレイク必至の食品を予測する特集の最終回は、新たなトレンドを5つのキーワードに分けて解説する。ジャンルを超えて拡大する「レモンテイスト」や、“氷菓なのに野菜”など食のボーダーレス化が進む「越境グルメ」など。今どきの食卓には従来の価値にとらわれないクロスオーバーの発想が隠れている。