※日経トレンディ 2020年4月号の記事を再構成

森岡流「地方創生術」、その意義と秘策に迫る4回目。2024~25年、沖縄北部に新たなテーマパークが誕生する。予定地は約120ヘクタールの「やんばるの森」。さらに横浜ではセガサミーホールディングスと組み、日本型のIR(統合リゾート)も構想中だ。これらのコンセプトの一端を森岡氏が明らかにした。

前回(第3回)はこちら

今帰仁村にあるオリオン系のゴルフ場に建設予定。様々な木でうっそうとしたやんばるの森は外国人観光客の心をつかむという
今帰仁村にあるオリオン系のゴルフ場に建設予定。様々な木でうっそうとしたやんばるの森は外国人観光客の心をつかむという
地域固有の特徴ある森を生かし、「プレミアムな大自然」体験を押し出す。将来は日本発キャラやコンテンツを用いたパーク増設も選択肢に

 「沖縄は、日本の観光をけん引する最高のポテンシャルを持っている」。そう確信した森岡氏が構想を抱いてから十余年を経て。2024~25年、沖縄北部についに新しいテーマパークが誕生する。準備会社は、「刀」が音頭を取り、オリオンビール、リウボウ、ゆがふホールディングスという沖縄県の企業や、近鉄グループホールディングス、JTBなどで設立した「ジャパンエンターテイメント(JE)」だ。

 予定地は広さ約120ヘクタールあり、現在はゴルフ場として活用されている。「やんばる(山原)の森」(山原は、沖縄北部の俗称)を生かして、大自然の中で「人間の本能を興奮させるアトラクション」をそろえる予定だ。

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
この記事をいいね!する