ビジネスシーンをスピードアップするサイズ感

 ビジネスシーンでは、コンパクトサイズ故に機動性に富むiPhone 12 miniの特徴がさえ渡る。

 iPhone 12 miniのハンディーなサイズは、ジャケットやズボンのポケットから出し入れしやすい。重さもiPhone 12の162グラムに対して、こちらは133グラムと軽量なので、ポケットに入れていても衣類が形崩れしにくい。ポケットの膨らみがあまり目立たないので見た目もすっきりだし、慣れない海外の街を歩く際にはスマホの盗難も未然に防げそうだ。

ジャケットのポケットに収まりきるiPhone 12 mini。膨らみも目立ちにくい
ジャケットのポケットに収まりきるiPhone 12 mini。膨らみも目立ちにくい

 音声通話も片手で簡単にできる。エクスプレスカードにSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)を登録することも可能だ。モバイル決済もスムーズにできるiPhone 12 miniは、そのコンパクトなサイズと相まって電子財布としての使い勝手もいい。

モバイルSuicaをエクスプレスカードに登録できる
モバイルSuicaをエクスプレスカードに登録できる

 オールスクリーンデザインのディスプレーは表示領域が広く、Webの画面やマップがとても見やすい。とはいえ、片手で操作しやすいタッチディスプレーではあるが、動画の見やすさでは、やはり画面サイズの大きい6.1インチのiPhone 12、iPhone 12 Proや6.7インチのiPhone 12 Pro Maxに軍配が上がる。

左側のiPhone SEに比べてマップアプリの表示が見やすい
左側のiPhone SEに比べてマップアプリの表示が見やすい

 オフィスと異なる場所からWeb会議に参加する場合は、iPhone 12 miniで直接対応してもいいが、大勢が参加する会議だとこの画面サイズでは心もとない。ノートPCも携行しているならiPhone 12 miniのテザリング機能を使い、ノートPCをインターネットに接続して会議に臨めばいいだろう。考えてみればiPhone 12 miniのサイズは、ビジネスパーソンになじみのあるポケットWi-Fiルーターに近い。

 iPhone 12 miniはフロントガラスに透明なナノセラミック素材を混ぜた「Ceramic Shield」を採用している。耐落下性能は従来のiPhoneと比べて4倍高くなっているが、片手でも扱える小さいガジェットほど手から滑って落とす恐れがある。やはりケースを装着するほうが安心だろう。