実力はiPad Proと互角

 iPad Airには最新のA14 Bionicチップが搭載された。これにより、例えば2つの画面に1つずつアプリを同時に表示して操作できる「Split View」機能によるマルチタスクがスムーズにこなせるようになった。

画面を分割して2つのアプリを同時に使えるSplit Viewによるマルチタスク処理もA14 Bionicチップは軽々とこなせる
画面を分割して2つのアプリを同時に使えるSplit Viewによるマルチタスク処理もA14 Bionicチップは軽々とこなせる

 動画再生やゲームなど、プロセッサーに負荷のかかりそうなタスク処理も安定している。例えば部屋の空きスペースに家具の立体グラフィックを表示して、部屋の模様替えをシミュレーションできるAR(拡張現実)アプリも動作は軽快だ。

ARアプリの描画も安定している
ARアプリの描画も安定している

 一般的なビジネス用途の範囲であれば、A14 Bionicを搭載するiPad Airと、1つ前の世代のチップをベースに強化を図ったA12Z Bionicを採用するiPad Proの実力は互角と言って差し支えないだろう。

 軽量コンパクトで書き味も優れている第2世代のApple Pencilに対応する点も含め、新iPad AirはビジネスパーソンがノートPCの代わりとして本気で乗り換えを検討する価値のあるiPadに仕上がっている。その実力は「ほとんどiPad Pro」と評価できる。値が張るためiPad Proの購入をためらっていたビジネスパーソンや多くのクリエイターにとって、魅力的な選択肢となり得るに違いない。

(写真/山本 敦)