
アドバイザリーボードの「先見」
マーケティング&イノベーションの世界で活躍する、本誌アドバイザリーボードのメンバー。彼らの専門領域で起きた時事的な話題や、消費・マーケティングの分野で最近注目していることなどを独自の視点で解説する。
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第27回2021.01.14目的と徹底が重要 コロナで加速したDXとその落とし穴あらゆる場面で見聞きするようになった「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉。時代の波に取り残されぬよう、さまざまな企業がDXに取り組んでいるが、日経クロストレンドのアドバイザリーボードでStrategy Partners代表取締役の西口一希氏は「多くの企業が、目的と徹底への覚悟がないままDXを進めている」と警鐘を鳴らす。
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第26回2021.01.06一休社長「コロナ禍で3つの変化」 日本の観光資源が再発見へコロナ禍で大きな打撃を受けた飲食や宿泊業界。それらの予約サイトを運営する一休社長の榊淳氏に、2020年の総括と21年の展望を聞いた。Go Toトラベルキャンペーンで宿泊業界は回復を遂げ、国内の観光資源を再発見するきっかけになったという。
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第25回2021.01.05西口氏「世の中は非連続」 コロナ禍でも伸びた企業の違いとはP&Gやロート製薬、ロクシタン、スマートニュースでマーケティング責任者、経営者としてブランドを育成してきたStrategy Partners代表取締役の西口一希氏。ビジネスコンサルタントや投資活動を行っている西口氏が、コロナ禍で成功した企業の特徴や2021年を乗り切るために必要なスキルを語った。
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第24回2021.01.04サントリー「伊右衛門」復活の真相 ストーリーからエピソードへサントリーは2020年4月に緑茶飲料「伊右衛門」をリニューアルし、4~11月は前年比約1.3倍というV字回復を遂げた。その成功の秘訣は何だったのか。20年の総括を含め、サントリーコミュニケーションズデザイン部長チーフクリエイティブディレクターの水口洋二氏が真相を語った。
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第23回2021.01.03今井氏「レコード会社は宝の山」 音楽はストリーミング時代へ!新型コロナウイルスの感染拡大で大きなダメージを受けた音楽市場。CDショップが臨時休業したりライブは中止になったりと、縮小を余儀なくされた。いまだ収束の兆しは見えないが、ポニーキャニオンデジタル戦略担当エグゼクティヴ・プロデューサーの今井一成氏は、コロナ禍で一気に加速した「ストリーミングサービス」に手応えを感じている。
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第22回2021.01.02徳力氏「21年はリアルの再定義」 デジタル化が加速する今だから新型コロナウイルスの感染拡大が各界に大きな影響を及ぼした2020年。今回はアジャイルメディア・ネットワーク アンバサダー/ブロガーの徳力基彦氏に、混乱の中でデジタルコミュニケーションの重要性を直視せざるを得なかった20年の総括と、21年に取るべきデジタル施策の展望について聞いた。
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第21回2021.01.01音部氏が説く、新市場創造のため「コロナ禍の変化に目を向ける」日経クロストレンドのアドバイザリーボードに2020年の総括と21年の展望を聞いた。クー・マーケティング・カンパニー代表取締役の音部大輔氏は、予想外の連続だった20年をきちんと分析することが重要だと説く。
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第20回2020.12.31富永氏「不幸が増幅する考え方は危険」 東京五輪基準に意義ありプリファード・ネットワークス執行役員CMOの富永朋信氏が考える「2020年の総括と21年の展望」の後編。20年は新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪・パラリンピックの開催延期が大きな注目を浴びた。いまだ21年開催のジャッジについてさまざまな報道もある中、富永氏は「たとえ中止になったとしてもそこまで悲観する必要はない」と前を見据える。
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第19回2020.12.30富永氏が考えるコロナの影響「変わってないことがはるかに多い」プリファード・ネットワークス執行役員CMOの富永朋信氏に、2020年の総括および21年の展望を話してもらった。コロナ禍で進化したと叫ばれるネットを介したコミュニケーションだが、富永氏は「手放しで賛成と言えない」と考える。その理由とは。
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第18回2020.12.29鹿毛氏が斬るコロナ禍の閉塞感 「それでも人の心は変わらない」クリエイティブディレクターの鹿毛康司氏が考える「20年の総括および21年の展望」の後編。新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄された1年だったが、その中でも鹿毛氏はたった1つの揺るぎない信念を胸にマーケターとして活動を続けてきた。世の中が閉塞感を抱えている今、鹿毛氏は「それでも人の心は変わらない」と力強く説く。
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第17回2020.12.28鹿毛氏が激白 コロナ禍で「愛が欠落し、文化が消費されている」日経クロストレンドのアドバイザリーボードに2020年の総括と21年の展望を聞いた。今回は20年6月にエステーを退職し、「かげこうじ事務所」を設立した鹿毛康司氏。コロナ禍でテクノロジーの活用に迫られ効率化が進んだ半面、マーケティングにとって重要な“愛”の欠落を痛感しているという。
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第16回2020.10.01不況を恐れるな! アパレル業界を志す若者へ「今が大チャンス」顧客第一主義を貫き、コロナ禍においても前年を超える業績を記録したライフスタイルアクセント(熊本市)が運営する「ファクトリエ」。同社代表取締役の山田敏夫氏は、アパレル業界を志す若者へ「今の時代は大チャンス」だと力強く説く。
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第15回2020.09.17アパレルでも売上好調のファクトリエ 工場に届けた客の声6000件ライフスタイルアクセント(熊本市)代表で自社ECサイト「ファクトリエ」を運営する山田敏夫氏が考える「コロナ禍のアパレル業界」。前編では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、アパレル業界全体は大打撃を受けているということだったが、同社は2020年4月の緊急事態宣言以降でも、売り上げが前年を超えているという。果たしてその理由とは。
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第14回2020.09.10オーダースーツが売れない 崩壊する「都市型店舗最強」説コロナ禍で苦境に立たされているアパレル業界。リモートワークの普及や外出自粛を余儀なくされたことで、おしゃれをして出かける行為が日常ではなくなってしまった。ライフスタイルアクセント(熊本市)代表で自社ECサイト「ファクトリエ」を運営する山田敏夫氏は、この状況をどう見ているのか。
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第13回2020.08.18「人の力」をプラットフォーム化 C Channel森川社長の挑戦C Channelの森川亮社長が考える「withコロナ時代のSNSとC Channelの投稿から見えてきたもの」。後編は動画配信事業のマーケティングで必要なことを紹介する。同社は2020年5月にTOKYO PRO Marketに上場を果たしたが、改めて今後のビジョンについても聞いた。
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第12回2020.08.04withコロナ時代のSNS 投稿の新トレンドをC Channel森川氏が語る新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされ、SNSでは「おうち時間」に関する投稿が相次いだが、コロナ禍で消費者のマインドはどのように変化したのか。女性向け動画サービスを運営するC Channelの森川亮社長に話を聞いた。(取材日は2020年7月3日)
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第11回2020.06.17コロナ禍がもたらす分断と孤独の脅威 今「音楽」にできることソニー・ミュージックレーベルズでマーケティングを担当する梶望氏が考える「withコロナ時代のエンターテインメント産業の未来とマーケティング」。後編は梶氏が新たに担当することになった「いきものがかり」とのやり取りで得た“気付き”を紹介。新型コロナウイルスの影響で分断と孤独の脅威にさらされた人々が求める音楽の形とは。
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第10回2020.06.11音楽ビジネスは狩猟型から農耕型へ ソニーミュージック・梶望氏新型コロナウイルスの感染拡大でエンターテインメント産業は危機にひんしている。ソニー・ミュージックレーベルズ第三レーベルグループEPICレコードジャパン Office RIA制作部 EST制作部部長の梶望氏に、新型コロナがもたらすエンタメビジネスの変化について聞いた。(取材日は2020年5月11日)
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第9回2020.05.29アフターコロナで活躍する「起業家マーケター」とはマーケティングコンサルティング会社・ウォンツアンドバリュー代表でマーケティング戦略コンサルタントの永井孝尚氏が考える「新型コロナウイルス流行後の世界」。後編は新型コロナウイルスの世界的流行後の世界で活躍する人材「アントレプレナーマーケター」について、話を聞いた。
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第8回2020.05.22永井孝尚氏「コロナ禍で企業大絶滅期」 本物のマーケターに好機世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大。さまざまな企業、そして多くのビジネスパーソンが苦しい状況に直面している。だが、マーケティングコンサルティング会社・ウォンツアンドバリュー代表でマーケティング戦略コンサルタントの永井孝尚氏は厳しい現実を見ながらも、その一方で「無数のビジネスの種が生まれている」と話す。
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第7回2020.04.15新型コロナ下でどんな広告を作るべきか エステー鹿毛氏の回答エステー執行役エグゼクティブ・クリエイティブディレクターの鹿毛康司氏が考える「マーケティング部に異動になった社員が活躍する方法」。後編は「N=1」を大切にして生まれた“ある成功例”を紹介する。新型コロナウイルスの感染拡大で自粛ムードが広がるなか、鹿毛氏の言葉から得るものは大きい。
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第6回2020.04.03マーケ部門に異動したあなたへ 鹿毛氏「手法より人の心の理解」春の大規模人事異動で営業や研究・開発など、別の部署からマーケティング部署に異動になった人は、どうすれば活躍する人材になれるのか。エステー執行役エグゼクティブ・クリエイティブディレクターで、グロービス経営大学院で講師も務める鹿毛康司氏に「マーケティング部に異動になった社員が活躍する方法」を聞いた。
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第5回2020.03.24音部氏も実践 脱落者を出さず新卒を最強マーケターに育てる方法新年度は新入社員の入社、社内での大規模な人事異動など大きな動きがある。新人を受け入れるマーケ部門のマネジャーがすべきことは何なのか、またどのような組織を作ればよいのか。クー・マーケティング・カンパニー代表取締役の音部大輔氏に「新入社員を受け入れるマーケ組織」について話してもらった。
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第4回2020.03.18無観客試合で3000万円減 プロバスケチームの新型コロナ対応新型コロナウイルスの影響で、スポーツ界も大きな打撃を受けている。バスケットボール男子Bリーグは、2020年3月14日~4月1日までB1、B2の計131試合の無観客実施、無料放送・配信を決定した。チームの対応について、日経クロストレンドのアドバイザリーボードで熊本バスケットボール代表取締役の湯之上聡氏に話を聞いた。
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第3回2020.03.17マーケの本質は人間理解 富永氏が考える新卒マーケターの器量新年度は新入社員の入社、社内での大規模な人事異動など大きな動きがある。そこでマーケティング部門に関わる人の立場別に、どういった心構えが必要なのか識者に話を聞いた。今回はプリファード・ネットワークス 執行役員CMOの富永朋信氏に「マーケティング部に配属された新入社員がやるべきこと」について話してもらった。
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第2回2020.03.10クラウドファンディングを標榜せず マクアケが広げる「応援購入」日経クロストレンドのアドバイザリーボードがさまざまな分野について意見する連載「アドバイザリーボードの『先見』」。今回はアタラシイものや体験の応援購入サービスMakuake(マクアケ)を運営するマクアケの中山亮太郎社長が考える「クラウドファンディングビジネス マクアケの現在と未来」。
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第1回2020.03.03口コミマーケティングの未来は「広告脳」よりも「PR脳」日経クロストレンドのアドバイザリーボードが、さまざまな分野について意見する新連載「アドバイザリーボードの『先見』」。今回はアジャイルメディア・ネットワーク アンバサダー/ブロガーの徳力基彦氏に「口コミマーケティングの未来」について話を聞いた。