【2021年年末の先見スペシャル】Beyondコロナ 第10回

NECパーソナルコンピュータの広報部長・鈴木正義氏が語る2021年の総括と22年の展望。21年はコロナ禍の生活に適応しつつも、それ以前に蓄積してきた「コミュニケーションの貯金」を切り崩している印象を受けるという。広報活動を通していま一度考えた、リアルとオンラインが持つそれぞれの価値とは。

NECパーソナルコンピュータ 広報部長の鈴木正義氏
NECパーソナルコンピュータ 広報部長の鈴木正義氏

オンライン会見増加の功罪

 2020年は4月に最初の緊急事態宣言が発出されて以降、コロナ禍における新しい仕事のやり方への対応に追われ、慌ただしい1年でした。それに対して21年は、社員全員がコロナ禍に慣れてきつつ耐え忍んだ1年間だったといえます。「あの会社がオンラインで会見をした」と言っても、もはや話題にはなりません。粛々と過ぎていった印象です。

鹿毛氏(第41回)からのメッセージはこちら

 コロナ禍での対応が分かり、粛々と仕事をこなせるようになった一方で、個人的にはコロナ禍前の「コミュニケーションの貯金」を切り崩しているようなイメージがありました。それを感じた要因の1つとして、オンライン会見の増加があります。

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『もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた』

新刊『もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた』
2021年12月20日発行
連載「風雲! 広報の日常と非日常」でおなじみの現役広報パーソン・鈴木正義氏による初の著書。「プレスリリース」を武器に誰もが知る日本の歴史的大事件を報道発表するとこうなった! 情報を適切に発信・拡散する広報テクニックが楽しく学べるのはもちろん、日本史の新しい側面にも光を当てた抱腹絶倒の42エピソード。監修者には歴史コメンテーターで東進ハイスクールのカリスマ日本史講師として知られる金谷俊一郎氏を迎え、単なるフィクションに終わらせない歴史本としても説得力のある内容で構成しました。
あの時代にこんなスゴ腕の広報がいたら、きっと日本の歴史は変わっていたに違いない……。
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