
- 全7回
心に刺さる「サブスク」の通信簿
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- 第1回
- 2020.03.02
ホンダ「月3万円」中古車サブスクが出足好調 トヨタとの違いは? 「サブスク元年」が明けた2020年。混戦模様の中、消費者の心をがっちりと捉えるサービスと、実はそうではないサービスの色分けがくっきりと現れ始めている。では、生き残るサブスクビジネスの必要条件とはいったい何なのか。特集では、激戦時代を生き残るであろうサービスを厳選し、共通項を導き出してみたい。1回目に取り上げるのは、ホンダが2020年1月にスタートさせたばかりの“中古車サブスク”である。 -
- 第2回
- 2020.03.03
リピーター続出、UCCコーヒーサブスク 飽きさせぬ仕掛けとは 2019年3月に開始したコーヒーを毎月届けるUCC上島珈琲(神戸市)のサブスクリプションサービスが、リピーターが続出するなど好調だ。ECであるにもかかわらず、個々人の味の嗜好を分析し、好みに合ったコーヒーを提案するのが最大の特徴。裏側にある、顧客との接点作りの“妙”に、人気の秘密が隠されている。 -
- 第3回
- 2020.03.04
衣食住を包む「複合型サブスク」 先手打つANA、東急も実験 移動手段だけでなく住居や外食、レジャーなども包括する新種の複合型サブスクサービスがここに来て登場している。全日本空輸(ANA)や東急が展開しているものがそれ。延長線上にあるのは、全てがサブスク化し衣食住をなんでもまかなえる未来の生活だ。複合型を目指す各社の狙いはどこにあるのか。最前線の様子を追った。 -
- 第4回
- 2020.03.05
洗う手間なし 日本初「ワイシャツサブスク」が成功し続ける3つの理由 多くの家庭が日々の暮らしで困っていることを解決する、開始から4年も続く人気のサブスクリプションサービスがある。それが、クリーニング付きでワイシャツを宅配で貸し出す「ワイクリン」だ。ものを扱うサブスクとしては最古参組と言えるこのサービスは今なお堅調に利用者を増やしている。人気の秘密を探ると「成功するサブスク」を実現する3つのヒントが隠されていた。 -
- 第5回
- 2020.03.06
キッコーマンが“育てる”しょうゆサブスク 月3000円の価値 「しょうゆ」の魅力を、サブスクリプションで拡張する――。しょうゆ最大手のキッコーマンが、自宅でしょうゆ作りを楽しむ今までにない定額サービスを2019年に開始し、話題を呼んでいる。大量生産品の裏側に隠れた「作り手のこだわり」を伝え、消費者とメーカーの間に永続的な関係性を築くのが狙いだ。 -
- 第6回
- 2020.03.19
日本初、釣り人のための月額制レストラン その驚きの巻き込み力 釣った魚を持ち込むと、腕利きのシェフが自宅で持ち帰れるようにその場でさばいてくれる、しかも希望すればイタリアンのコース料理に仕立てて食べさせてもくれる――。東京やその近郊の釣り愛好家の間でひそかな人気を呼ぶ月額5000円の“サブスクリストランテ”が、東京・六本木の裏通りにある。釣り愛好家なら誰でも抱えている困りごとを解決する目の付け所は、飲食業以外のサブスクリプションビジネスにも大きな気付きを与えてくれる。 -
- 第7回
- 2020.04.03
マイカーサブスクに申し込み2000件 3年の試行錯誤で見えた光明 マイカーのサブスクリプションサービス「NOREL(ノレル)」を立ち上げて3年以上が経過したIDOM(旧・ガリバーインターナショナル)。“カーサブスク”の先駆者として料金プランの改廃を繰り返してきたが、20年2月に追加した新プラン「マイカー・トライアル」が開始1カ月で2000件近い申し込みを獲得し、出足が好調だ。コンセプトやターゲットを大きく見直し、マイカーを持たない層を狙ったことが奏功している。