
全5回
まる分かり!AI都市シアトル
GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)はもちろんのこと、米中のテクノロジーやメディア企業が研究開発拠点を集中させる米シアトル。AI(人工知能)やビッグデータ分析だけでなく、クラウドサービス、ゲームやVR(仮想現実)やAR(拡張現実)など、様々なテクノロジーのエコシステムが出現し、互いに相乗効果を出している。いまなぜシアトルなのか。現地取材で、今シアトルで起きていること、そして日本勢の最新動向を伝える。
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第1回2020.02.03アップルが相次ぎ買収 米シアトルがAIで過熱する理由米シアトルとその周辺には、AI(人工知能)など最先端のテクノロジーの人材を育て、集積するエコシステムが形成されている。中国のテックジャイアント、シリコンバレー大手などが続々と進出してきている。狙いはAIエコシステムに加わって、AIやクラウドなどの先端人材を獲得することだ。近著「AIゲームチェンジャー シリコンバレーの次はシアトルだ」を基に、最新情報を盛り込んで再構成。日本勢の動向も含め、シアトルが注目されている理由を全5回でお伝えする。
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第2回2020.02.04トップAI人材を生み出し引き寄せる、MS・アマゾンも頼るあの機関米シアトルとその周辺には、AI(人工知能)など最先端のテクノロジーの人材を育て、集積するエコシステムが形成されている。エコシステムの中心にいるのは、米マイクロソフトであり、そこにアマゾンが加わって加速した。また、人材をたどっていくとワシントン大学に行き着くことがほとんどだ。大学でのインセンティブの与え方など、日本でも参考にできるノウハウがある。
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第3回2020.02.05MSやアマゾンが生み出すAIスタートアップ、日本進出が急加速米シアトルとその周辺には、AI(人工知能)など最先端のテクノロジーの人材を育てるエコシステムが形成され、スタートアップが次々と立ち上がっている。特に米マイクロソフトの研究開発や製品開発の出身者が多い。2018年にはシアトルAIスタートアップの日本進出も加速。日本企業がAIの本場のテクノロジーやサービスを利用できる環境が整いつつある。
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第4回2020.02.06全50社リスト!エコシステムが生み出したAI・IoTスタートアップ米シアトルとその周辺には、AI(人工知能)など最先端のテクノロジーの人材を育てる、エコシステムが形成されAIやIoTのスタートアップが次々と立ち上がっている。AIやIoTと言っても、事業ドメインはさまざまだ。どのようなスタートアップが注目されているのか。独自取材に加えて、現地のベンチャーキャピタルなどの情報を基に50社リストを作成した。
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第5回2020.02.07デンソーやDNP、楽天もシアトル進出、日本勢決断のワケ米シアトルに形成されたAI(人工知能)のエコシステム。ここまで米中のテックジャイアントが集結し、スタートアップがぞくぞくと生み出されてきた理由を紹介してきた。最終回となる今回はシアトルのAIエコシステムに参入した日本企業や日本人を紹介する。