豆類などを利用する代用肉の米インポッシブル・フーズは2019年1月6日、豚肉風味の製品を開発したことを明らかにした。豚のひき肉を材料とする料理に適用できる。世界最大のデジタル技術見本市「CES」の会場で記者会見を開き、同時に代用肉のソーセージも発表した。

豚ひき肉の代用肉を発表するインポッシブル・フーズのパット・ブラウン創業者CEO(左から2番目)
豚ひき肉の代用肉を発表するインポッシブル・フーズのパット・ブラウン創業者CEO(左から2番目)

 「インポッシブルポーク」は豚のひき肉として利用できる代用肉で、ミートボール、春巻き、シューマイ、麺物など、様々な料理に利用できる。

 実際に発表会場で、シューマイやサンドイッチ、ミートボールやジャアジャア麺などを食べてみたところ、食感や味も豚ひき肉を用いたものと見分けが付かないくらいだった。

 インポッシブルはこれまで牛肉の代用肉を提供しており、バーガーキングの米店舗やハンバーガーチェーン店などでパテとして幅広く提供していた。

豚肉需要が大きい中国市場を攻める

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
この記事をいいね!する