50年以上の歴史を誇る、世界最大のデジタル技術見本市「CES」が2020年1月7日、米ラスベガスで開幕する。1月5日のメディアデーでは、米プロクター&ギャンブル(P&G)が登場。紙おむつの「パンパース」が驚きの進化を遂げていた。

パンパースから「スマート紙おむつ」が登場
パンパースから「スマート紙おむつ」が登場

24時間見守り可能「スマート紙おむつ」

 P&GがCESで記者発表会を開催するのは、初出展で話題をさらった19年に続き2年連続。中でも注目を集めたのは、「スマート紙おむつ」とでも言うべき「Lumi by Pampers」。専用のスマホアプリを通じて、24時間赤ちゃんの様子を見守ることができる。ベビーテック(Baby Tech)に一石を投じるアイテムが、あのパンパースブランドから産声を上げた。

 P&Gいわくコンセプトは、「世界初のオールインワン・ベビーケアシステム」。紙おむつにセンサーを装着し、おむつの濡れ具合を検知。おむつの交換時期を「見える化」しただけでなく、ナイトモードを搭載したロジテック製のHDビデオモニターと組み合わせ、睡眠の周期なども追跡できる。

 Lumi by Pampersは、生後1年までの赤ちゃん向けに開発したという。おむつ自体も「Lumiパンパース」として新たにパッケージ化。センサーとペアリングしやすいよう設計してあり、詰め替え用は月59.95ドルからの定額制。センサーのバッテリー寿命は3カ月で、こちらも使い続けるなら交換が必要だ。

「Lumi by Pampers」を発表するP&Gのマーク・プリチャードCBO(最高ブランド責任者)(右)とBaby and Feminine Care CEOのファーマ・フランシスコ氏
「Lumi by Pampers」を発表するP&Gのマーク・プリチャードCBO(最高ブランド責任者)(右)とBaby and Feminine Care CEOのファーマ・フランシスコ氏

 もう一つ、会場を沸かせたのは、トイレットペーパーの「シャーミン(Charmin)」。CESでベールを脱いだのは「Charmin GoLab」というプロトタイプだ。デジタル技術の祭典でトイレットペーパーを出してくるのも驚きだが、CESにふさわしいテクノロジーが詰め込まれていた。

トイレットペーパーとロボットを組み合わせたプロトタイプ
トイレットペーパーとロボットを組み合わせたプロトタイプ
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