
- 全7回
NRF2020 現地リポート
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- 第1回
- 2020.01.20
ロレアルも参入 米国小売り、2020年はD2C一色に 全米小売業協会(NRF)が主催する小売り分野の大型イベント「NRF 2020: Retail's Big Show & Expo」。2020年1月12~14日の会期中に100カ国以上から4万人が参加した。今年は、400人を超える講演者に「D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)」の関係者が多く名を連ねているのが印象的だった。一方で大手企業は「パーソナライゼーション」や「体験」を重視する傾向が浮かび上がった。 -
- 第2回
- 2020.01.21
「D2C百貨店」って何? 米小売り、体験で顧客の心つかむ 「世界一面白いお店」を自称するニューヨーク発の「SHOWFIELDS」と、テキサス発の「Neighborhood Goods」――。D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)型ビジネスモデルの次の一手と目される「D2C百貨店」を展開する2社のトップが大規模イベント「NRF 2020: Retail's Big Show & Expo」に集結した。この注目2社が展開する消費者の心を捉える巧みな戦略を、現地NYの店舗視察を交えて、解き明かしてみよう。 -
- 第3回
- 2020.01.22
Amazon Go型イズ・ゴーン? ARやドローンで店舗を支援 全米小売業協会(NRF)による小売事業者向けイベント「NRF 2020: Retail's Big Show & Expo」では、小売りのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するサービスが数多く展示されていた。中でも目を引いたのが、AR(拡張現実)やドローンを活用した店舗支援サービスだ。これまで、小売りではあまり取り入れられていなかった技術の活用が進んでいる。 -
- 第4回
- 2020.01.23
2020年はスマートカート元年?九州のトライアルが米国進出 全米小売業協会(NRF)が主催する小売り分野の大型イベント「NRF 2020: Retail's Big Show & Expo」。今回は日本企業の参加も目立った。なかでも注目を浴びていたのが、ディスカウントストアを展開するトライアルホールディングスだ。自社のスマートカートやAIのソリューションを米国に売り込む旗揚げの場に選んだ。 -
- 第5回
- 2020.01.24
月額会員約10万人の米サブスク洋服レンタル データ活用で急成長 小売り向け大規模イベント「NRF 2020: Retail's Big Show & Expo」で、聴講者が詰めかけたのが米レント・ザ・ランウェイのジェニファー・ハイマンCEO(最高経営責任者)の講演だ。同社は高級デザイナーブランドや自社限定ラインの洋服を、月額制で貸し出すサブスクリプションサービスを展開。2019年にユニコーン企業(評価額10億ドル以上の未上場企業)に仲間入りした。注目の講演ではサービス急成長の背景としてデータの重要性を語った。 -
- 第6回
- 2020.01.28
アバター試着から棚卸しドローンまで、熱気帯びるスタートアップ 全米小売業協会(NRF)が主催する小売り分野の大型イベント「NRF 2020: Retail's Big Show & Expo」。実は今回最も混み合っていたのが、スタートアップの展示ゾーンである。50社以上が実機やサービスをデモするなどで熱気を帯びていた。ソリューションの目的別に一気に紹介する。 -
- 第7回
- 2020.01.29
顧客理解の最前線へ NRFに見る「リテール再定義」 全米小売業協会(NRF)が主催する小売り分野の大型イベント「NRF 2020: Retail's Big Show & Expo」から流通の未来を読み解く特集。今回はマーケティングデザイン会社、顧客時間の奥谷孝司氏、岩井琢磨氏が企業と顧客とのつながり方などを軸に考察する。