
アスクル流データ分析からの商品開発
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- 第17回
- 2022.10.26
在宅勤務に活路 “空白地帯”に紙パック無糖コーヒーで挑む 紙パックコーヒー市場に見えた“空白地帯”。アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載、今回は2022年6月に発売されたロハコのオリジナル商品、紙パック容器のアイスコーヒーを追う。ロハコで最も売れている商品「LOHACO Water(ロハコウォーター)」シリーズの新商品。レッドオーシャンのコーヒーでどう差異化を狙ったのか。 -
- 第16回
- 2022.01.14
“20年前のボールペン”に再脚光! フェーズフリーが変える売り方 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回は特別編として、近年注目を集める新しい防災の概念「フェーズフリー」に着目した商品展開を目指すプロジェクトについてまとめる。徹底したデータ分析による商品開発に定評のあるアスクルにおいてはまれな、企画先行型の開発を行った本プロジェクト。その経緯に迫った。 -
- 第15回
- 2021.10.06
小容量ゴミ箱が前年比257%! オフィス縮小時代でも商機を発見 コロナ禍の衛生意識の高まりやオフィスの働き方の変化によって、伸びているものがある。それが、ペダル式のゴミ箱だ。アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載で今回取り上げるのは、エッセンシャルワーカーを中心とした現場ニーズをくんで投入した小型ゴミ箱だ。想定を上回る好調な滑り出しを見せている商品の企画から商品化まで迫った。 -
- 第14回
- 2021.08.20
介護現場向けのファイルがヒット ペーパーレス時代の逆張り戦略 ペーパーレス化が進む時代に、なぜか売り上げを伸ばす紙用のファイルがある。アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回取り上げるのは、介護業界での使いやすさを重視して開発した「リングファイル<スリムスタイル>ハードタイプ」だ。異例のヒットの陰にある開発の現場に迫った。 -
- 第13回
- 2021.05.20
コロナ禍で辛口比率がアップ! 新規層開拓にPBカレーで挑む アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回取り上げるのは、消費者向けEC「LOHACO(ロハコ)」の主力商品であるレトルトカレー。2020年3月に投入した4食パックの中辛タイプがヒットし、続く21年には辛口タイプを新発売した。ただの味の追加に見えるが、その背景にはデータから導き出された消費者の動向があった。 -
- 第12回
- 2021.03.29
パッケージをあえて地味に 紙パック飲料、大幅拡充の勝算 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回取り上げるのは、脱プラスチックムーブメントを受け、話題を集める紙パック飲料だ。2019年の第1弾として大容量の水を投入したのに続き、21年には大幅にラインアップを拡充した。綿密なユーザー調査から見えてきたニーズとは。 -
- 第11回
- 2021.02.15
現場で見た“封筒まとめ塗り”がヒントに スティックのり大刷新 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回は、2020年11月に15年ぶりの完全リニューアルを敢行した、オリジナル商品の「スティックのり」を取り上げる。利用者の現場ヒアリングやアンケート調査を駆使して見えてきたのは、意外な使い方をしたときの“接着力”だった。 -
- 第10回
- 2020.12.28
買い占め防げ コロナ禍の「売らないマーケティング」誕生の裏側 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。コロナ禍に見舞われた2020年の最後となる今回は特別編として、必要な人に必要なものを届ける新たな取り組み「売らないマーケティング」に迫る。マスクや消毒液が不足する中、データを駆使し、医療や介護など必要な現場にのみ商品を届ける仕組みだ。 -
- 第9回
- 2020.11.17
“あの直方体”じゃない 新形態ティッシュペーパー開発の裏側 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回は、アスクルが主催する「暮らしになじむLOHACO展」に向けて王子ネピア(東京・中央)と共同開発したティッシュペーパー「nepia FIT LDK(フィットエルディーケー)ティシュ」を取り上げる。消費者調査から見つけたヒントを基に、ティッシュの定石を打ち破る、三角形や薄型などの斬新な形状のパッケージを開発した。 -
- 第8回
- 2020.10.15
「容量2倍」の苦戦を糧にヒットしたホワイトボードマーカー アスクルの商品開発に迫る本連載。今回取り上げるのは、教育現場やオフィスになくてはならない「ホワイトボードマーカー」。2016年に発売したインク容量2倍の新商品はブレークに至らず、19年にリニューアルした「筆記距離2倍」の新モデルが好調に推移。なぜリニューアルが成功したのか、裏側に迫った。 -
- 第7回
- 2020.09.08
スポーツドリンクに新発想 好調「ポーション型」開発の裏側 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回はスポーツ時の水分補給としてはもちろん、熱中症対策として注目を集めている「イオンチャージinウォーター」を取り上げる。珍しいポーションタイプで、水さえあれば簡単にドリンクをつくれてミネラルを補給できることから、スポーツシーン以外でも利用者が増えている。 -
- 第6回
- 2020.06.25
アスクルのプロ用乾電池 先入観排し、大胆改良で売り上げ増 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回は、アスクルの主力商品の1つである「乾電池」を取り上げる。この数年、仕事の現場で多く使用するはずの乾電池の売り上げが落ち込んでいた。アンケート結果から当初の想定とユーザー使用実態との間にあるずれを発見し、商品をリニューアルした。 -
- 第5回
- 2020.05.20
スライド式保存袋に「子供」ニーズを発見 販売数が競合品の5倍 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回は、キッチン以外での利用が拡大しているスライド式保存袋を取り上げる。さまざまなものを収納するのに便利だが、メーカーごとにサイズがばらばらで分かりにくいといった問題があった。これを解決した商品が好調に売れている。 -
- 第4回
- 2020.04.20
アスクルのばんそうこう 介護現場の声に応え想定売り上げの3倍 アスクルの商品開発の裏側に迫る本連載。今回は、小さな傷の応急処置に活躍するばんそうこうを取り上げる。貼るとかゆくなったり、かぶれたりする課題を解決した「肌にやさしい」ばんそうこうを開発。介護や教育の現場を中心に売り上げを伸ばしている。 -
- 第3回
- 2020.02.21
ECでひげそりを買う女性が急増 プレゼントの悩みを解決 女性にひげそりを売る。シック・ジャパン(東京・品川)は、そんな難題に挑戦してヒット商品を開発した。ユーザーの悩みを聞き出し、ひげそり専用スタンドを付け、洗面台にふさわしいデザインを採用。狙い通り、購入者の6割以上を女性が占めている。 -
- 第2回
- 2020.01.31
ロハコ発異色ティッシュ レビュー活用で生産追い付かない事態に 企業向けEC「アスクル」と消費者向けEC「LOHACO(ロハコ)」を運営するアスクルとメーカーの商品開発の舞台裏を紹介する本連載。ソフトパック入りティッシュの開発プロセスを解説した前回に続き、第2回では、販促キャンペーンとその成果を商品の改良に反映するプロセスを紹介する。 -
- 第1回
- 2020.01.08
先入観覆したソフトパックティッシュ 4000件のレビューが決め手 企業向けEC「ASKUL(アスクル)」や消費者向けEC「LOHACO(ロハコ)」を運営するアスクルとメーカーによる共同商品開発の裏側を紹介する本連載。第1回は、国産ソフトパック入りティッシュというカテゴリーを創出した、日本製紙クレシアの開発事例を取り上げる。