企業向けEC「ASKUL(アスクル)」や消費者向けEC「LOHACO(ロハコ)」を運営するアスクルとメーカーによる共同商品開発の裏側を紹介する本連載。第1回は、国産ソフトパック入りティッシュというカテゴリーを創出した、日本製紙クレシアの開発事例を取り上げる。

日本製紙クレシアの「クリネックス ローションティシュー 肌うるるソフトパック(240組)」
日本製紙クレシアの「クリネックス ローションティシュー 肌うるるソフトパック(240組)」

 アスクルが運営する消費者向けECサイト「ロハコ」。同サイトの大きな特徴は、購買履歴やカスタマーレビューなどのビッグデータを活用し、国内メーカーと商品を共同開発している点にある。こうした共同開発から、いくつものヒット商品が生まれている。

 日本製紙クレシア(東京・千代田)の「クリネックス ローションティシュー 肌うるるソフトパック(以下、肌うるるソフトパック)」もその一つ。同社は、肌うるるソフトパックをロハコで18年3月に先行販売。売れ行きが好調なのを見て、2018年10月に全国販売に踏み切った。生産が追いつかず、一時販売を中止するほどの人気商品に成長している。

メーカーは当初参入に消極的

 従来のティッシュは、紙箱かビニールに入ったポケットタイプが一般的。アスクルと日本製紙クレシアが共同で開発した「肌うるるソフトパック」はその名の通り、フィルム製のソフトパック入りのティッシュ商品だ。

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