月額課金型マッチングアプリ「Pairs」(ペアーズ)を運営するエウレカ(東京・港)に、一休の榊淳社長が“ディープラーニングの師”と仰ぐ人がいる。エウレカ執行役員Data Directorの奥村純氏だ。AIのスクールで奥村氏から学んだ榊氏が、“奥村先生”がエウレカに入社した経緯と、AIのこれからを聞いた。

マッチングアプリ「Pairs」を運営するエウレカ(東京・港)は会員同士のマッチングにディープラーニングを活用する先進企業。DeNAでもディープラーニング活用をリードした奥村純氏の加入で活用の高度化を目指す
マッチングアプリ「Pairs」を運営するエウレカ(東京・港)は会員同士のマッチングにディープラーニングを活用する先進企業。DeNAでもディープラーニング活用をリードした奥村純氏の加入で活用の高度化を目指す

榊 淳氏(以下、榊氏) 奥村さんに、お会いできてうれしいです。私が受講したスクールでの教え方から、強化学習のエンジニアとしては、スーパーアスリート級の方だと認識していますが、改めて、ご経歴からお話しいただけますか。「Ernesto」(エルネスト)というミドルネームをお持ちですが、育ったのは日本ですよね。

奥村 純氏(以下、奥村氏) ええ、母が中米のエルサルバドル出身で小さいときは中南米で暮らしていましたが、中学からはずっと日本です。

 小学生時代の夢は天文学者で、実際に京都大学で宇宙物理学で博士号を取得したのですが、米国留学時代にデータサイエンスに出合い、進路を変えました。留学していた2011年ごろは、米国でちょうどデータサイエンスが盛り上がり始めていて、データ分析で新たな価値を生み出せることに面白さを感じたのです。

榊氏 天文学者が長年の夢だったのに、データサイエンスの世界に入ったのですね。

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