※日経トレンディ 2019年12月号の記事を再構成

日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2019年ヒット商品ベスト30」26位に「新ペットボトル紅茶」が選ばれた。ミルクやフルーツの味わいを感じられる爽やかさが受け、“紅茶派”の女性が急増。代表3ブランドで計750万ケース出荷と躍進した。

(左)「午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー」3~9月 210万ケース(中央2点)「クラフトボスTEA ノンシュガー」と「同ミルクTEA」計3~9月 460万ケース(右)「TEAs’TEANEWAUTHENTIC 生オレンジティー」1カ月で80万ケース
(左)「午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー」3~9月 210万ケース(中央2点)「クラフトボスTEA ノンシュガー」と「同ミルクTEA」計3~9月 460万ケース(右)「TEAs’TEANEWAUTHENTIC 生オレンジティー」1カ月で80万ケース
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【26位】新ペットボトル紅茶

代表3ブランド計750万ケースの躍進
女性のニーズ捉えて“全員勝ち”に

 ペットボトルコーヒーが2018年に占有したコンビニ棚に、今度はペットボトル紅茶が殴り込みをかけた。主役は、3月発売の「クラフトボスTEA ノンシュガー」と7月発売の「同ミルクTEA」。9月までに計460万ケースを出荷した(飲料総研調べ、以下同)。王者の午後の紅茶ブランドから3月に出た「同 ザ・マイスターズ ミルクティー」も210万ケースを出荷。「ブランド全体の、前年比108%という成長をけん引した」(キリンビバレッジ)。一方、8月発売の「TEAs’TEANEWAUTHENTIC 生オレンジティー」も、1カ月で80万ケース出荷の垂直立ち上げを果たした。

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