※日経トレンディ 2019年12月号の記事を再構成

日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2019年ヒット商品ベスト30」2位に「タピオカ」が選ばれた。ドリンクにもデザートにもなる「黒い粒」に長蛇の列ができ、輸入量は2018年の4.5倍のペース。大手チェーンも参入し国民的飲料となった。

輸入量は前年の4.5倍ぺース 7カ月で2億杯分以上に
輸入量は前年の4.5倍ぺース 7カ月で2億杯分以上に

【2位】タピオカ

第3次ブームの4.5倍となる2億杯が売れた
寿司チェーンも菓子も巻き込み大乱戦

 ここまで謎めいたヒットにはなかなかお目にかかれない。2018年に既に「第3次ブーム」といわれていたタピオカの消費量が、さらにその4.5倍に拡大。もはや一過性のブームではないレベルに成長した。

 財務省貿易統計によると、19年1〜7月の輸入量は6270tで、過去最高だった18年(1〜12月)の2倍を既に突破。前年同期比で見れば4倍以上のペースで消費されている。一般的なタピオカ飲料には25〜30gのタピオカが含まれており、単純計算では2億杯分以上となる。

 その発信源である台湾は旅行先の定番。まずは、ドリンクとデザートのいいとこ取りをしたタピオカミルクティーに魅力を感じた人が、13年に上陸した「春水堂」などの専門店を訪れるようになった。タピオカの粒や太めのストローが写真映えすることもあり、インスタグラムなどのSNSで急拡散。「タピる」「タピ活」といった流行語ができるとともに、多くの専門店で長蛇の列ができた。

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