
全6回
プラスチックごみ危機に挑む!
プラスチックごみ問題が世界規模で喫緊の問題になっている。使い捨てない「ごみゼロ」へ、世界の企業がかじを切り始めた。その動きは2030年に7兆円のビジネスを生むと言われる。日本企業もいち早く取り組むことが求められている。プラスチックゴミ問題を巡る世界の潮流と、先進企業の動きを追う。
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第1回2019.10.28世界に遅れるな プラスチックごみ問題が製品開発に変革迫るプラスチックごみ問題が世界規模で喫緊の問題になっている。使い捨てない「ごみゼロ」へ、世界の企業がかじを切り始めた。その動きは2030年に7兆円のビジネスを生むと言われる。日本企業もいち早く取り組むことが求められている。プラスチックごみ問題を巡る世界の潮流と、先進企業の動きを追う。
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第2回2019.10.29花王もプラごみ対策急ぐ 容器開発が競争力を左右する時代に花王も海洋プラスチックごみ問題への対応を急ぐ。2019年4月に公開したESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」。同プランは3つの柱で構成され、環境問題への対策もその一つ。特にプラごみ問題では、これまで続けてきた容器の薄肉化、詰め替え促進といった取り組みを加速させ、新たなステージを目指す。
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第3回2019.10.30P&Gやネスレが参加 「容器を捨てない」新ビジネスモデルに注目海洋プラスチックごみ問題が世界規模で喫緊の問題になっている。欧米では「Loop(ループ)」と呼ぶビジネスモデルに注目が集まる。米P&Gやスイスのネスレ、米ペプシコ、英蘭ユニリーバなどが参加するこのビジネスモデルは、容器を「使い捨てない」で販売することができる。
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第4回2019.10.31サントリー、キリンのパッケージ戦略 リサイクル待ったなし海洋プラスチックごみ問題が世界規模で喫緊の問題になっている。プラスチックが人々の生活に恩恵を与えていることは確かだが、同時に、ごみ問題への対応もメーカーにとって避けて通れない。飲料メーカーは、ペットボトルに関する新たな戦略を相次いで策定している。リサイクル推進は待ったなしだ。
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第5回2019.11.01アスクルのLOHACOもプラごみ削減へ デザイン×サステナブル推進アスクルは2019年10月19日から4日間、BA-TSU ART GALLERY(東京・渋谷)で「暮らしになじむLOHACO展 2019」を開催した。今回は「サステナブル」をテーマに掲げ、45社が52点の新商品を発表。世界的にプラスチックごみによる海洋汚染が問題となる中、LOHACO事業を担当する木村美代子COO兼CMOにサステナブルな商品開発の実際を聞いた。
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第6回2020.05.19蓋もストローも不要の斬新カップ 脱プラスチックで注目蓋やストローの材料を見直すなど、多くの飲食関連企業が“脱プラスチック”を掲げるなか、「バタフライカップ」というユニークなカップが注目されている。カップと蓋を一体化したデザインを採用し、プラスチック製の蓋とストローが不要になる構造が特徴だ。