2019年6月にマクロミル ブランドデータバンクが国内の約3万2000人に実施した調査結果から、1カ月の小遣いが「10万円以上」の人々を富裕層と定義し、好きなブランドや価値観にフォーカスする。特集最後となる5回目は、バリバリ稼ぐ男性40代後半の富裕層をピックアップ。彼らが好むブランドや消費の傾向に迫った。
ブランドデータバンク約3万2000人の調査結果から、「小遣い10万円以上」の富裕層のデータを抽出したところ、男性40代後半では、この層全体の2005人のうち193人が富裕層となった。同世代の男性全体の小遣いは月平均3.5万円で、富裕層は13.5万円。毎月ちょうど、10万円多く使えることになる。
毎月13.5万円も使える40代後半の男性たち
男性40代後半全体のデータを見ると、平均年齢は47.1歳で、平均世帯年収は650.7万円、平均個人年収は505.4万円。対する193人の富裕層は、平均年齢47.2歳で、平均世帯年収1008.6万円、平均個人年収812.9万円となっている。この平均個人年収は、今回の特集で取り上げたどの層よりも高い。
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