
- 全5回
キャッシュレス、政府主導で加速するか?
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- 第1回
- 2019.10.21
ネオ海の家が挑む0秒キャッシュレス お得で動かぬ今どき消費者 政府は、消費増税に合わせて導入したポイント還元事業を追い風に、キャッシュレス決済が一気に普及するともくろむ。ただ必ずしも「お得感」だけでは消費者は動かない。現実的には現金と大差ない手間や安全性に対する不安から二の足を踏む人も少なくない。本特集では、お得感に頼らず大胆なアイデアで脱現金を加速させようと試みる最前線を追う。 -
- 第2回
- 2019.10.23
「お小遣いはパパからLINEで」 今どき子供たちの脱現金事情 「国民総脱現金化」の流れを加速させる上で、従来の手段では“抜け落ちたピース”だった未成年層の取り込みは欠かせない。ここに来て、安全安心を担保しながら子どもたちをキャッシュレスへといざなう取り組みがようやく出てきている。 -
- 第3回
- 2019.10.24
キャッシュレスに“ちょい足し” インバウンド集客成功店の知恵 キャッシュレス先進国からやってきた訪日外国人観光客を取り込もうと、先端的な店舗は次の一手を打ち始めている。もはや脱現金だけでは競合店と差異化できず、戦いは次のフェーズに入りつつあるからだ。キャッシュレスだからこそ実現可能な集客術を、しかもコストを掛けずにどう編み出せばいいのか。ヒントは、“ちょい足し”にあった。 -
- 第4回
- 2019.10.25
キャッシュレスシティに変貌遂げた福岡 市民は本当に“幸福”か 全国的に見ても、“脱現金化”がうまくいっている都市の一つが福岡市だ。個人間送金を使って仲間内でお金をやり取りする大学生、スマホのカメラで請求書を読み取ってその場で支払う主婦――。一部の福岡市民にとって、もはやキャッシュレスは店舗だけで使うツールではない。なぜ同市ではキャッシュレスが生活に溶け込んだのか。 -
- 第5回
- 2019.10.29
公立高校で初のキャッシュレス文化祭 若者を導く「お金の教育」 若年層へキャッシュレス決済を浸透させる上で、日本がこれまで取り組んでこなかった「お金の教育」の重要性が高まっている。しかしながら教育現場で児童や生徒に対して正しい形で啓発を行うには、学校のキャッシュレス化を推進し、教師も十分な知識を持つ必要がある。そんな中で、スポーツ強豪校で“イチフナ”として知られる千葉県船橋市立船橋高校は、生徒と教師が一緒になってキャッシュレスの価値と怖さを学ぼうと試みている。