
- 全6回
ホテルウォーズ2020
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- 第1回
- 2019.10.07
知られざるホテルが銀座で大増殖 インバウンド比率9割超も 2020年の東京五輪に向け、ホテルの開業ラッシュが続いている。果たして需要は伸び続けるのか、どのようなホテルが有望なのかを探る特集の第1回は、新ブランドのホテルが続々と開業する銀座にスポットを当てる。注目は、シティーホテルにも引けを取らない客室を備え、欧米からの訪日客を狙う宿泊特化型ホテルだ。 -
- 第2回
- 2019.10.08
34施設も新規オープン 道の駅までホテルに変える米マリオット これから4年で日本に34もの施設を開業する予定の米マリオット・インターナショナル。7つのブランドを新たに日本に上陸させ、都市部だけでなく地方のロードサイドにまで手を広げる。特集の2回目は世界最大のホテルチェーンの日本戦略を取り上げる。最大の強みは、全世界で1億3300万人の会員を有するポイントプログラムを使った集客だ。 -
- 第3回
- 2019.10.09
新生オークラは2ブランドを使い分け ビジネスも観光も総取り 「御三家」と称されるホテルオークラ東京が、「The Okura Tokyo」として2019年9月に建て替えオープン。旧本館の雰囲気を再現しつつ、標準的な客室を以前の約1.5倍の広さとした。高層棟と低層棟で異なるコンセプトの2ブランドを導入し、客室単価の大幅な引き上げを狙う。カギは、得意とするビジネス需要に加えてレジャー需要の取り込みだ。 -
- 第4回
- 2019.10.10
パレスホテルが国内外の富裕層を獲得 米大統領の宿泊先にも 2019年5月、国賓として来日した米国のトランプ大統領が宿泊した「パレスホテル東京」。特集の第4回は、海外に強固な顧客基盤がなく、国内にも有力な系列ホテルを持たない独立系ホテルが、日本を代表するラグジュアリーホテルにのし上がった背景に迫る。ポイントは、訪日客に合わせた接客スタイルと、女性客の取り込み。顧客層を大きく広げた。 -
- 第5回
- 2019.10.11
英インターコンチが別府に 訪日客狙い「ホテル×温泉」を再定義 2019年8月、英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)が大分県別府市に温泉付きのラグジュアリーホテルをオープン。特集の5回目は、地方都市や温泉地を虎視眈々(たんたん)と狙う外資系ホテルの動きを追う。オープン早々、盛況な理由は、温泉街に訪日外国人客を呼び込むだけでなく、地元客の“ハレの日需要”も取り込む戦略にあった。 -
- 第6回
- 2019.10.11
20年は宿泊需要が減る!? 五輪後に攻勢かけるカンデオの真意 ホテル業界で最も勢いがあるのが、“ビジネスホテル以上、シティーホテル未満”の宿泊特化型ホテル。特集の最終回は、その先駆けともいえる「カンデオホテルズ」の意外な戦略を紹介する。同社は2019年10月、都内ではなく、さいたま市に首都圏の旗艦ホテルをオープン。「首都圏の攻略は五輪後」という。