東京ゲームショウ2019のブロッコリーブースは、女性向けタイトル『うたの☆プリンスさまっ♪』『ジャックジャンヌ』『マルチポイント×コネクション』が三つ巴。多くの女性ファンを楽しませていた。
今年の東京ゲームショウには、独立した女性向けコーナーはないが、女性向けコンテンツは例年通りに充実。なかでも女性向け3タイトルが集結するブロッコリーのブースは、数多くの女性ファンでにぎわっている。
漫画「東京喰種 トーキョーグール」の作者・石田スイさんとブロッコリーの新プロジェクト『ジャックジャンヌ』が、2020年にNintendo Switch向けのゲームタイトルとして発売されることが決定。主人公が仲間との交流を深めながら学園生活を送り、1年の最後に行われる公演で主演を目指す少年歌劇シミュレーションだ。
石田スイさんによる本格オリジナル脚本に加え3Dキャラクターによる華やかなダンスも期待大。ブースではメインキャラクターたちの等身大パネルの展示や、キャストやキャラクターの情報が掲載されたリーフレットを配布している。
一方、年内に配信が決定している放置系ゲーム『マルチポイント×コネクション』は、私立稜風学園の購買部を舞台にストーリーが展開する。プレーヤーは購買部で働く男性スタッフ(稜風学園OB)と女性スタッフ(転入生・2年)をアバターとして使い分け、さまざまな視点からゲーム内のキャラクターと交流する。相性などによって異なるストーリーが展開されるのが特徴だ。
商品を並べるだけの簡単な操作で、多彩なストーリーが展開する。キャラクターたちのパネルが並ぶブースでは、 オリジナルステッカーがもらえる事前登録キャンペーンも実施している。
10年にPSP用に発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪』。発売以来、CDにアニメに舞台とメディアミックス展開で人気のコンテンツだ。この人気シリーズからは、19年12月から順次発売が予定されている『Repeat LOVE for Nintendo Switch』、『Amazing Aria & Sweet Serenade LOVE for Nintendo Switch』、『Debut for Nintendo Switch』の展示が楽しめる。
(文・写真/永浜敬子)