中国では、義理を大切にする武術家たちが活躍する武侠(ぶきょう)ゲームが人気。その武侠ゲームを得意とする中国のゲームメーカーSEASUN(シーサン)だ。美少女キャラクターが登場する『ガール・カフェ・ガン』やSFロボットアクションの『Code B.R.E.A.K.』など、幅広いゲームを展示している。
SEASUNは、中国伝統の武侠文化を取り入れたゲームを得意とする中国のゲームメーカー。日本進出を積極化しようとする同社は、今回の東京ゲームショウ2019(TGS2019)に大規模なブースを出展し、日本で配信予定のタイトルをアピールしている。
その1つが、マーベラスから配信予定のスマホゲーム『ガール・カフェ・ガン』。これは美少女達とカフェを運営しながら敵とバトルするアクションシューティングゲームで、高いアクション性と魅力的な女の子のキャラクターが特徴的なゲームだ。
ブース内では配信前の本作を実際にプレイできるほか、大画面のスクリーンでゲームに登場する女の子と触れ合いながらデートが楽しめる「ガルカフェ・デートメモリアル」を用意。その力の入れ具合を見て取ることができる。
もう1つ、ブース内の展示で力が入れられていたのが『Code B.R.E.A.K.』というゲーム。こちらはロボットが登場するSFシューティングゲームで、会場にはパソコンでプレーできる試遊台を設けていた。こちらは開発中のタイトルとのことで、配信時期などは未定だという。
そして同社が得意とする武侠ゲームもいくつか展示がなされている。その中の1つ『JX3:指先の江湖』は、プレーヤー同士の対戦プレイも可能なRPGスタイルのスマートフォンゲームとなっており、日本でも来年の配信を計画しているとのことだ。
(文・写真/佐野正弘)