各種グッズにテクノロジーの進化を実感

 その一方で、VR/ARコーナーならではのテクノロジー面を追求するタイプの展示物もあり、さらなる技術の追求を知ることもできる。とりわけ今年は、新しいデバイス、グッズなどが目立っていた。

 例えば、足に装着する靴型のデバイス(これを使うと、椅子に座ったまま歩く動作をすることで移動が可能)、胴に装着するデバイス(衝撃を体感できる)などが出展されていた。それは近い未来の、視覚と聴覚以外の感覚でVR空間を堪能する時代の到来を予告しているのかもしれない。

 ヴァーチャルなキャラクターとコミュニケーションするタイプの出展もあった。その代表が『Gatebox』。カプセル状の本体の中に生きているキャラクターとの会話が楽しめるハードウエアだ。個人で楽しむにはまだ敷居が高い(ハードウェアの価格が1万50000円)だが、透過スクリーンに投影することで、カプセル内に浮かび上がるキャラクターには一見の価値がある。

 このように、ただヘッドセットを装着してリアルなVR空間を提供するだけでなく、さまざまなアプローチで来場者を楽しませるコンテンツ・グッズが増えてきたことが、今年のVR/ARコーナーの最大の特徴だ。来場の際には、ぜひ足を運んでいただきたい。

足に装着するデバイス。椅子に座ったまま、足を歩くように動かすとVR空間内での移動が可能になる。
足に装着するデバイス。椅子に座ったまま、足を歩くように動かすとVR空間内での移動が可能になる。
ボディスーツも出展されていた。『レディ・プレイヤー1』のような世界の到来は、もう遠くないのかも。
ボディスーツも出展されていた。『レディ・プレイヤー1』のような世界の到来は、もう遠くないのかも。
『Gatebox』。カプセル状の本体の中あるに透過スクリーンにキャラクターが投影され、浮かび上がるように見えるのだ。
『Gatebox』。カプセル状の本体の中あるに透過スクリーンにキャラクターが投影され、浮かび上がるように見えるのだ。
『Gatebox』。アップで撮影してみると、キャラクターが半透明であり背景が透けていることが確認できる。
『Gatebox』。アップで撮影してみると、キャラクターが半透明であり背景が透けていることが確認できる。

(文・写真/野安ゆきお)

関連リンク
東京ゲームショウ2019特設サイト
東京ゲームショウ2019公式サイト