美麗でリアルな3Dキャラクター造形とキャラメイキング技術を搭載。自分だけのカレシと恋愛が楽しめるの女性向け恋愛ゲームアプリ『VRカレシ』がさらに充実。
IVRの女性向けの恋愛ゲームアプリ『VRカレシ』。昨年、東京ゲームショウに初登場し、人気が炸裂した試遊コーナーは、今年は約10倍の規模に。『VRカレシ』の舞台となる「喫茶はるかぜ」をモチーフにした特設体験ブースでは同時に最大15人が試遊できる。
昨年は幼なじみの「穂波アキト」(CV:細谷佳正)とだけしかVR体験ができなかったが、今年は、高校の後輩である「楠木ゆう」(CV:鈴木千尋)、 本気の恋愛をしたことがないという「白川奏摩」(CV:森久保祥太郎)、そして発表されたばかりの4人目の新キャラ、喫茶店はるかぜのマスター「山城洋介」(CV:藤原啓治)ともVR体験を楽しめる。
今回は新キャラの「山城洋介」を選択。他3人のキャラより年齢が高めに設定されており、藤原啓治さんの低音ボイスが耳に心地よい。甘いセリフやキザなセリフもさまになるイケオジが急接近してきたかと思えば、視界から消えて、その後は……。
スマホの中の世界とは思えないくらいリアルで美麗なグラフィックは、体系、髪型、肌の色、筋肉量、服装、そして名前も変更することができるので、理想のカレシを自由にメイキングできる。個人的には、やや細身に設定されている「山城洋介」は、筋肉量を増やせばかなり理想に近づくと想像するだけで頬が緩む。
「ピアノを弾くシーンは、プロのピアニストのモーションをキャプチャーするなど、リアルさを追求。喫茶「はるかぜ」は、横浜の山手にあるという設定で、カフェの中だけでなく、山下公園や元町をデートするシーンも今後盛り込んでいく予定」と語るのは、プロデューサーの持田規実彰氏だ。
同氏によると、現在、部分的に使わることはあっても、本編をVRで展開する女性向けのゲームはほとんどないという。
「非常にチャレンジングな試みではありますが、弊社がこれまで男性向けのVRタイトルで培ったノウハウ、メイキングができるリアルで自由度が高いVRの世界は女性にも必ず響くと考えています。女性向けのゲームは、VRも含め、まだまだ広がる余地がある。VRのマーケットを認知してもらうためにも、幅広いジャンルに挑戦していきたい」(持田氏)。
女性がターゲッの『VRカレシ』でこだわったのは手軽さ。ゲームのためにわざわざデバイスを購入する女性は少ないと考えた同氏は、スマホでいかに手軽でリアルに遊べるかという部分に注力。現在、各地で体験会を実施し、簡単に組み立ることができるハコスコを配布している。今後もハコスコを販促ツールと位置づけ、配布を拡張していく予定だ。
ちなみに試遊体験できるコンテンツは以下の4種類。
・細谷佳正(ハルオのせいで…)
・森久保祥太郎(ピアノで祝福)
・鈴木千尋(おもてなし誕生日)
・藤原啓治(二人っきりの診察)
試遊の列には男性の姿も見受けられた。女性向けのコンテンツではあるが、意外にも男性の評判も上々らしい。
「キャラクターがそれぞれ悩みを抱えており、それを主人公と一緒に解決していこうというストーリーになっています。シナリオは演劇界で著名な方をキャスティングしているので、イメージとしては、重みのある月9のトレンディドラマのような仕上がり。男の私が思わず目頭を熱くするような展開もあります」
美麗3Dグラフィックにリアルな動き、さらに男も泣き出す見応えのあるストーリー。来年初頭のリリースが待ち遠しい。
(文・写真/永浜敬子)
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