日経クロストレンドEXPO会場に目立つブースを発見。2019年9月に開催された東京ゲームショウ2019でも注目を浴びた、ゲーミングチェア「AKRacing」のブースだ。時折、来場者は足を止め、座り心地を確認していた。最近はオフィス用としても注目が高まっているという。

ゲーミングチェアがクロストレンドEXPOのブースに登場している
ゲーミングチェアがクロストレンドEXPOのブースに登場している

 日経クロストレンドEXPO2019の会場には、20数社がブースを出展している。その中の1つがゲーミングチェアAKRacingのブースだ。東京ゲームショウ2019では、大規模なブースを出展し、実際に数種類のゲーミングチェアを体験することができた(関連記事「ゲーミングチェア「AKRacing」は大規模ブースで品質をアピール【TGS2019】」)。

 19年10月現在、日本での販売代理店であるテックウインド(東京・文京)が取り扱うのは7種類。日経クロストレンドEXPO会場では、国民的マンガ・アニメ作品「ONE PIECE(ワンピース)」とコラボレーションしたモデル「ONE PIECEシリーズ」を展示していた。ワンピースに登場する「麦わらの一味」をモチーフにした5色展開で、背もたれ部にキャラクターごとの海賊旗が刺しゅうされたかわいらしいデザインだ。価格は税別4万6111円。

 首と腰の位置にクッションがあり、それぞれ位置の調整が可能。背もたれが頭の先まであり、深く腰掛けて背もたれにもたれかかってもしっかりホールドされている感覚がある。これなら長時間のゲームやデスクワークでも、体への負担が少なさそうだ。

日経クロストレンドEXPO2019ではワンピースモデルが展示されていた
日経クロストレンドEXPO2019ではワンピースモデルが展示されていた

 eスポーツ用チェアとして知られるAKRacingだが、長く座っていても疲れないような設計になっているので、オフィス用としての需要もあるそうだ。実際、最上級モデルの「Premiumシリーズ」は、“オフィスチェア”と銘打って販売している。スタンダードモデルに比べて座面の幅と奥行きが広く、ゆったりと座れるのが特徴。黒を基調とした落ち着いたデザインで、3色展開だ。

 ただ意外にも1番売れている商品は、日本限定発売の「極坐(ぎょくざ)V2シリーズ」だ。座椅子タイプのモデルで、360°回転機能が付いている。

極坐(ぎょくざ)V2シリーズは3色展開、価格は税別3万9630円。(写真はAKRacingホームページより)
極坐(ぎょくざ)V2シリーズは3色展開、価格は税別3万9630円。(写真はAKRacingホームページより)

 快適なオフィスチェアを求めると10万円オーバーも当たり前。その点、ゲーミングチェアは高いものでも5万円程度だ。長い時間机に向かう人は、ゲーミングチェアを選択肢に加えてみてはどうだろう。

東京ゲームショウ2019ではゲーミングチェアのみの展示ながら、ステージも設置した大規模なブース展示だった
東京ゲームショウ2019ではゲーミングチェアのみの展示ながら、ステージも設置した大規模なブース展示だった
東京ゲームショウではコンパニオンが製品をアピール
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