2020年の春に発売予定の『マインクラフト』の新作、『マインクラフト ダンジョンズ』。19年9月14日、東京ゲームショウのイベントステージにて、人気動画クリエイターのHIKAKIN氏、SEIKIN氏、Kazu氏、Masuo氏の4名が、世界で初めて本格プレーに挑戦した。
『マインクラフト ダンジョンズ』は『マインクラフト』の世界観をそのままに、ダンジョンの探索を楽しめる3Dアクションゲームだ。オンライン・オフラインともに最大4人までのマルチプレーに対応しており、さまざまな種類のダンジョンをフレンドと一緒に冒険していく。
ゲームのおおまかな流れは、敵を倒しながら鍵の形をしたキャラクターを探して扉を開け、現れたボスを倒していくというもの。ただし、鍵を持っているときにプレーヤーがダメージを受けると鍵が逃げてしまうため、敵から鍵を守りながら進めなければならない。
今回、世界を代表して初めてプレーしたのが、人気動画クリエイターのHIKAKIN氏、SEIKIN氏、Kazu氏、Masuo氏の4人。HIKAKIN氏が登場するとあって、会場には子供たちの姿が目立った。「全滅だけは避けたいです!」とMasuo氏が意気込みを語り、早速キャラクターや武器を選んでプレーを開始した。
まずは、武器や防具を装備して戦いの準備をする。武器は、ナイフなどの近接向けとクロスボウや弓矢などの遠隔向けが用意されており、炎を出してバリアを作ったり、1度の打てる弓矢の本数を1本から3本に増やしたりと、攻撃を強化する機能なども搭載している。「チーム戦をする際は、相談しながらバランス良く着つけたほうがいい」とKazu氏はアドバイスをする。
鍵のキャラクターを探しながら、探検を続ける4人。初プレーだからか、上手く協力できていない様子……。『マインクラフト ダンジョンズ』でも『マインクラフト』でおなじみの爆弾「TNT」を使って敵を倒すことができるのだが、SEIKIN氏がタイミングを誤り、Kazu氏とMasuo氏を巻き込んで自爆。2人のブーイングを受け、会場は笑いに包まれた。
ダンジョンを進んでいくと、敵キャラの数が増加して4人の悲鳴が増えていく。会場からは、「HIKAKIN頑張れ~!」「SEIKIN頑張って~!」「Kazuさーん!」「Masuoさん!」と応援コールが鳴りやまない。中には、立ち上がってこぶしを上げて応援するちびっこも。
最終的にはチームワークもよくなり、無事時間内にボスを倒してダンジョンをクリアすることができた。Masuo氏は、「4人で協力してプレーするのが楽しかった。マインクラフトの情報を配信するイベントの『MINECON LIVE』が9月29日に配信されるので、ぜひ見てください!」と話し、HIKAKIN氏も「マインクラフトで建物を作るのも楽しいが、戦うゲームが好きなのでひたすら敵をなぎ倒すのが爽快でした」と感想を語った。
『マインクラフト ダンジョンズ』は2020年春に初配する予定だが、9月14日の14時から、Dellブースでデモ版の体験ができるので、せひプレーを楽しんでみてほしい。
(文/吉成早紀、写真/木村輝)
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