5G時代を見据えたブースを展開している東京ゲームショウのNTTドコモ。9月13日のステージイベントでは、対戦格闘ゲーム『ストリートファイターVアーケードエディション』のアジア対抗戦「Asia Invitational 2019」が開催された。
「Asia Invitational 2019」は、香港、マレーシア、韓国、シンガポールの代表が3人1組のチームを作り、トーナメントを戦う。優勝したチームは、日本チームとエキシビジョンマッチを行う。
ルールは、先鋒、中堅、大将による星取戦を行い、さらに勝ち残った選手による勝ち抜き戦を行うというもの。つまり星取戦で3連勝するとすぐに決着が着くが、1勝2敗で星取戦が終わっても、勝ち抜き戦で連勝すれば勝利となる。
準決勝第1試合は、韓国代表とマレーシア代表の対戦。星取戦では2勝1敗で韓国が有利に。しかし、最後に残ったマレーシアのIam Chan選手が勝ち抜き戦で2連勝を果たし、見事、逆転勝利を決めた。続く準決勝第2試合は、シンガポール代表と香港代表が対戦。香港代表が星取戦で3連勝し、勝利を収めた。
決勝はマレーシア代表と香港代表の戦いに。準決勝で大活躍したマレーシア代表のIam Chan選手が敗北し、中堅も敗退。後がなくなったところから、マレーシア代表のKofmaster選手が香港代表の大将HumanBomb選手を破ると、そのまま勝ち抜き戦も勝ち抜く3連勝で大逆転勝利を収めた。
優勝したマレーシア代表は、そのまま日本代表とエキシビジョンマッチで対戦。日本代表は若手No1の呼び声が高い竹内ジョン選手、東大卒プロゲーマーのときど選手、日本格闘ゲーム界のレジェンド・ウメハラ選手の3人。先鋒の竹内ジョン選手が惜しくも敗れるものの、ときど選手とウメハラ選手は危なげなく勝利。竹内ジョン選手を下したIam Chan選手も勝ち抜き戦でときど選手に敗れ、日本代表の勝利となった。
(写真・文/岡安学、写真/佐野正弘)
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