インテルは2019年9月13日、東京ゲームショウの同社ブースにて、20年東京オリンピック夏季競技大会に向けたキャンペーン「UNLEASH YOUR BRILLIANCE~その力を思いのままに~」を開始すると発表した。インテルの鈴木国正社長がeスポーツを幅広いユーザーへ広めるための施策や今後の方針を語った。
インテルは世界で過去10年以上eスポーツ事業に取り組んでいる、eスポーツけん引企業の1つ。グローバルでeスポーツ大会を運営しているESL(Electronic Sports League)と提携し、「インテル・エクストリーム・マスターズ(以下、IEM)」という世界大会を80回ほど開催してきた。
「UNLEASH YOUR BRILLIANCE~その力を思いのままに~」ではPCメーカー12社と協力。9月11日に正式発表したインテルが日本で初めて開催するeスポーツ大会「Intel World Open(以下、IWO)」を含め、さまざまなイベントを行う予定だ。鈴木社長は「IWOは、IEMと概念が異なる。IEMはプロゲーマーを対象にしたeスポーツ大会だが、IWOは裾野を広げるために一般公募する。幅広いユーザーに参加してもらうことで、eスポーツの観戦の楽しさを伝えたい」と意気込みを語った。
今回発表されたのは今後の開催概要。会場は大阪と東京の2カ所で、大阪は10月12日に「なんばパークスキャニオンコート」で、東京は12月14日に「アキバCOギャラリー」で開催する。
鈴木社長は「これからは、パートナー企業に協力いただき、数年間じっくりと時間をかけてこの業界を盛り上げていきたい」と今後の目標を語った。
(文・写真/吉成早紀)
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