プロゲーマーのパフォーマンス向上を図るため、プロのトレーナーと契約するゲーミングチームが近年増えているという。トレーナーの起用には具体的にどんなメリットがあるのか? 東京ゲームショウの日本eスポーツトレーナー協会ブースにて、鍼灸師によるケア(マッサージ)を実際に受けてみた。

日本eスポーツトレーナー協会のブース
日本eスポーツトレーナー協会のブース

 場所はTGS2019の9ホール。eスポーツコーナーを取材していた筆者は、「一般社団法人 日本eスポーツトレーナー協会」と書かれたブースの前でふと足を止めた。ブース自体は失礼ながら小さかったが、白衣をまとった2人のスタッフが、来場者たちに1人あたり5~10分程度の時間で、体の気になる部分などを尋ねつつ、マッサージを次々とこなす姿に思わず見入ってしまったからだ。

 同協会の代表理事を務める佐藤知世氏にお話を聞いたところ、協会は19年5月に法人として立ち上げたばかりだという。「トレーナー業を通じて、eスポーツ業界に貢献したいと思って協会を作りました。法人化したのは、より信頼が得られやすいだろうというのが理由です。出展の狙いは団体の知名度を上げることと、ご縁のあったプロゲーマーやチームの方々、ゲーム関連会社のみなさんとお付き合いをさせていただければと思ったからです」(佐藤氏)

 また、佐藤氏以外のメンバーはいずれも鍼灸師の資格を持っており、『鉄拳7』の世界チャンピオンであるプロゲーマー、ノビ選手からは同協会を推奨していだいているとのこと。「正式な契約はまだこれからですが、まずは対戦格闘ゲームのプロゲーマーのみなさんを中心に展開させていただこうかと思っております」(佐藤氏)

 世界一のプロゲーマーからお墨付きをいただくほどのトレーナーを擁する同協会はいったいどのような技術を持っているのだろうか? ならば、百聞は一見に如かずということで、筆者も早速スタッフにボディーケアをお願いすることにした。