芸能界随一の格闘ゲーマーとして知られるゴールデンボンバーの歌広場淳さんが、2018年に続き、東京ゲームショウ2019(TGS2019)を体験レポート。今回は大好きな格ゲー以外をプレーし、ゲーマーとしての新境地を開拓していく。
18年に続き、東京ゲームショウの会場・幕張メッセに現れたゴールデンボンバー(金爆)の歌広場淳さん。「今年もやってきました! どんなゲームに出合えるのか楽しみです!」と大興奮。そんな歌広場さんが開場直後に向かったのはカプコンブースだ。
「やったことがないゲームに挑戦したくて仕方がない」と、先日のインタビューで語っていた歌広場さん(関連記事「金爆・歌広場淳、ゲームショウでは苦手なゲームに出合いたい!」)。そこまで言うなら、今年のゲームショウ巡りは大好きな格ゲーを封印しようではありませんか。
最初に試遊するのは『プロジェクト レジスタンス』。人気ホラーゲーム「バイオハザード」シリーズの世界観をオンライン化した現在開発中のタイトルだ。プレーヤーは「マスターマインド」と呼ばれる悪役1人と、生還を目指す「サバイバー」の4人に分かれて戦う「非対称対戦サバイバルホラー」。マスターマインドはマップ上の監視カメラを操り、巧みにトラップを仕掛けてサバイバーを襲う。サバイバーは各プレーヤーと協力し、時間内に脱出を試みる。
まずはサバイバーとしてゲームスタート。「ストV」のように華麗なテクニックを披露してくれると思いきや、真っ直ぐ移動することすらままならない。それもそのはず、歌広場さんの主戦場は格闘ゲーム。しかもアーケードコントローラーしか使っていないため、ゲームパッドの操作自体が危うい。仲間たちに置いて行かれ、マスターマインドによるトラップにも見事にハマる。「誰だよ、こんなところにトラバサミ置いたやつ~!」
サバイバーチームは生還ならず。チーム内にはバイオハザードやFPS(First Person shooter)をたしなむ仲間もいたが、脱出するには謎解き要素もあるため、マスターマインドの妨害をかいくぐりながらのクリアはなかなか難しそうだ。
マスターマインドで再挑戦!
続いて2戦目。「マスターマインドやりたいという方はいますか~?」というスタッフさんの声に、食い気味に手を挙げる歌広場さん。「やる!俺でしょ!」
1戦目でやられ放題だった悔しさを、今度は自分がマスターマインドとなって相手にぶつける(笑)。そんな魂胆丸出しでサバイバーエリアをあとにする。
マスターマインドになっても、相変わらずゲームパッドの扱いは危うい歌広場さん。しかしスタッフさんのレクチャーを受けながら、サバイバーの動きを先読みしてトラップを仕掛けていく。「マップをチェックして罠を張る」「あいつはこの後ここを通る」とつぶやきながら、対戦型ホラーのゲーム性にハマっていった。
戦略が見事にはまり、サバイバーたちの脱出を阻止。マスターマインドこと歌広場さんの勝利となった。『プロジェクト レジスタンス』をプレーした感想を聞いてみると、「ゲームパッドを握ったことがない僕は、スタート地点にも立てなかったですね。それでもマスターマインドで勝利できたのは、スタッフさんがマンツーマンで教えてくれたから。あまりにも未知のゲームをする際は、上手な人に教えてもらいながらやると楽しめると思います。操作方法すら分からないと、ゲームの楽しさが分からないまま終わるのでもったいない」と話してくれた。
また、難度の高いゲームに出鼻をくじかれたかに思われたが、実はかなり楽しんでいたという。「プレーする前に、ゲームの世界観を表現したセットの中で説明を受けたじゃないですか、あれにもうヤラれました。俺は今、東京ゲームショウに来てるんだ!って実感できました」と興奮気味。TGS2019への期待がますます膨らむ歌広場さんだった。
(文/津田昌宏、写真/小林 伸、ヘアメイク/木下理恵)
関連リンク
東京ゲームショウ2019特設サイト
東京ゲームショウ2019公式サイト