人気コミック・アニメを原作としたゲームが目立つバンダイナムコブースの中で、ひときわ異彩を放っていた探索アクションRPG『CODEVIEN』。15分の体験プレーから見えてきたのは、吸血鬼として敵を倒し、その血を啜ることで人間性を保ちながら真実を求めて探索するというダークな世界観だった。

 バンダイナムコエンターテインメントブースの一押しタイトルは、ダークな空気が漂う探索アクションRPG『COCEVIEN』(PlayStation4・XboxOne・STEAM/2019年9月26日発売/通常版8200円)。ブース全体の3分の1にあたる16台もの試遊台が割り当てられたことからも、このタイトルに対するバンダイナムコの期待度の高さがうかがえる。

 ゲームの舞台となるのは、文明が崩壊した後の世界。人類の名残として様々な建造物が墓標のように佇むダンジョンを、プレイヤーは人としての記憶を失った吸血鬼-レヴナント-となり、吸血鬼の仲間とともにダンジョンをさまよう堕鬼-ロスト-たちを倒し、真実を求めて探索を続けることになる。

 基本的には「死んで覚える」タイプのゲームであり、よくあるタイプのアクション系探索ゲームの王道ともいえるが、最大のポイントは、主人公が吸血鬼-レヴナント-であること。人としての記憶の大半を失っており、わずかに残る人間性を保つためには血を吸わなければならない宿命を持つことだ。このため、そこから生まれる人間ドラマと、しっかりとしたストーリー設定が垣間見えてくる。

 さらにはダンジョンをさまよっている堕鬼-ロスト-を倒すだけでなく、その血を吸血する必要に迫られ、他の同種のアクションゲームとは違い、「攻撃と吸血のコンボ技」といった特殊なアクションが要求されるゲームになっているのも特徴のひとつだろう。

他タイトルをはるかに超える16台もの試遊台が用意されたが、ビジネスディ初日の昼頃には、すでに長蛇の列が作られた
他タイトルをはるかに超える16台もの試遊台が用意されたが、ビジネスディ初日の昼頃には、すでに長蛇の列が作られた

ダークだけれど女性ユーザーの注目度は高い

 そんなダークな世界観、つねに鮮血が飛び散る激しいバトル、そして謎に満ちたストーリーに魅せられてか、ゲームショウ初日から多くの来場者が試遊台に集結。初日から長蛇の列が作られることに。吸血鬼の仲間を相棒(バディ)にして、廃坑のようなダンジョンを探索するパートを、多くの人が体験することとなった。

 なお、主人公を初めとして、吸血鬼-レヴナント-たちが魅力的なキャラクター造形をしており、多くの女性ユーザーの注目を集めていたことも付記しておく。たたダークなだけではなく、厳しいバトルアクションを楽しむだけのゲームでもなく、かすかに耽美的な魅力をたたえたゲームでもあり、それが女性たちを惹きつけるのかもしれない。

 試遊コーナーの出口の近くにはゲームキャラクターのフィギュアも展示。さらにはゲームキャラのコスプレをしたスタッフが佇むコーナーも用意されており、多くの来場者たちの撮影スポットとして大人気になっていた。

ゲームショウ会場では、瘴気に満ちた廃坑のようなダンジョンを15分間ほど試遊可能だった
ゲームショウ会場では、瘴気に満ちた廃坑のようなダンジョンを15分間ほど試遊可能だった
これほどダークで、アクションを要するゲームであるにもかかわらず、試遊コーナーには女性の姿が目立った
これほどダークで、アクションを要するゲームであるにもかかわらず、試遊コーナーには女性の姿が目立った
相棒(バディ)と連携しながらのアクションを、来場者たちは心ゆくまで堪能していたようだ
相棒(バディ)と連携しながらのアクションを、来場者たちは心ゆくまで堪能していたようだ
銃剣での攻撃を得意とする女性吸血鬼、ミア・カルンシュタインに扮した女性を発見! 時間帯によって違うキャラがいることもある模様
銃剣での攻撃を得意とする女性吸血鬼、ミア・カルンシュタインに扮した女性を発見! 時間帯によって違うキャラがいることもある模様
バディ・キャラクターの女性吸血鬼・イオのフィギュアも展示されている。主人公と同じく、記憶の大半を失っているだ
バディ・キャラクターの女性吸血鬼・イオのフィギュアも展示されている。主人公と同じく、記憶の大半を失っているだ

(文・写真/野安ゆきお)

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