バンダイナムコブースは、『ドラゴンボールZ』『ONE PEACE』『ガンダム』など、おなじみの定番ブランドのゲームが今年も健在。そこに探索アクションRPG『CODEVEIN』『ソードアートオンライン』などの本格派ゲームもそろい、ブースは多様なファンたちの熱気に包まれた。
お子様、女性、そしてファミリー層を中心に幅広いユーザーを楽しませるラインナップを、毎年のように用意してきたバンダイナムコエンターテインメントブース。今年はそれらの安心・安定の定番ブランドに加え、挑戦的な意欲作を同じような熱量で出展。きわめてバランスのいい構成になっていた。
まずは定番ブランドから紹介しよう。最大の注目は孫悟空(カカロット)を体験できるアクションRPG『ドラゴンボールZ KAKAROT』(PlayStation4・XboxOne/2020年初頭発売予定/価格未定)。これまで描き切れなかったTVアニメの細かいシーンまで再現したファン垂涎のゲームだ。
さらには国民的人気コミックと「無双」シリーズがコラボした『ONE PIECE 海賊無双』(PlayStation4・Nintendo Switch・XboxOne/2020年発売予定/価格未定)、定番中の定番ソフト『SDガンダム ジージェネレーションズ クロスレイズ』(PlayStation4・Nintendo Switch・STEAM/2019年11月28日発売予定/通常版8200円・プレミアムGサウンドエディション1万2000円)も用意された。これらの3タイトルが中心となり、ブース内には多くの試遊台が並べられ、原作ファンを中心に多くの注目を集めた。
16台の試遊台が用意された『CODEVIEN』
意欲作としては、まずはTVアニメ『ソードアート・オンライン』のシリーズ最新作『ソードアート・オンライン アリシゼーション』をゲーム化した『SWORD ART ONLINE Alicization Lycoris』(PlayStation4・XboxOne・STEAM/発売時期未定/価格未定)に注目したい。シームレスにバトルを繰り広げながら緊張感あるバトルが体験できる1本だ。
そして最後に、今年のバンダイナムコブースの主役となったドラマチック探索アクションRPG『CODEVIEN』(PlayStation4・XboxOne・STEAM/2019年9月26日発売/通常版8200円)を紹介しよう。崩壊した近未来を舞台に、不死の存在である吸血鬼-レヴナント-となって、出現する堕鬼-ろすと-を倒しながらの探索を楽しめるゲーム。ともに行動し、連携してくれる仲間(バディ)とともに、戦略的なダンジョン攻略を体験できるガチなゲームだ。16台というブース内最大の試遊台が用意され、ユーザーの期待に応えていた。
他にも『ミニ四駆 超速グランプリ』(App Store・Google Play/配信時期未定)、『ガンダムブレイカーモバイル』(App Store・Google Play/配信中)といったスマホ向けアプリも出展されるなど、ゲーム専用機を持たない層にもきちんと訴求する隙のない布陣だったことも強調しておきたい。
多様なプラットフォームでゲームが楽しめる2019年。バンダイナムコブースは、そんな時代に合わせるように多彩なソフトを用意し、来場者の期待に正面から応えてみせたといっていい。
(文・写真/野安ゆきお)
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