スクウェア・エニックスのブースでは2020年3月発売の『ファイナルファンタジーVII リメイク』を目玉として展開中。日本初公開の試遊出展は、開場と同時に長蛇の列となっている。19年9月27日発売の『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』もニンテンドースイッチならではの試遊が体験できる。
最新トレイラーを見上げるファンたち
「ドラゴンクエスト」シリーズの“スライム”と「ファイナルファンタジー」シリーズの“モーグリ”という、ファンにとってはおなじみの「かわいいツートップキャラクター」のバルーンが目印のスクウェア・エニックスのブース。ここでは、中央の巨大モニターを見上げる来場者であふれかえっている。映し出されているのは『ファイナルファンタジーⅦ リメイク』の新トレイラーだ。
東京ゲームショウ2019用に作成されたこの新トレイラーでは、オリジナル版『ファイナルファンタジーVII』で人気だったキャラクターが多数登場している。画面を見上げ、スマホを掲げる人々の表情からは、オリジナル版への懐かしさと最新のグラフィック技術で美しく生まれ変わったリメイクへの期待の高さがうかがえる。
FFの試遊展示に大行列
スクウェア・エニックスブースの試遊展示は4つ。『ファイナルファンタジーVII リメイク』の試遊展示は、日本では本日が初公開。冒頭を15分間プレーできる。本作のゲームの世界観を模した広い試遊ブースは、開場からわずか30分で長蛇の列となり、ビジネスデーでは異例の事態となっている。今後は整理券の配布も検討されている。
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』は、17年にPlayStation4とニンテンドー3DS向けに発売された「ドラゴンクエスト」シリーズ本編最新作のスイッチ版だ。スイッチらしい操作のしやすさや、小回りの効いたプレーを体感できる。
試遊展示では、「どのモードであそぶか?」を細かく選べる。まず、ニンテンドースイッチ(スイッチ)をテレビモニターにつないで試遊するか、スイッチ本体で直接プレーする携帯モードかを選ぶ。続いて、リアルに描かれた3Dグラフィックか、懐かしのドット絵による2Dグラフィックかを選択する。
ほかにも、20年1月23日に発売される『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』と現在発売中のオンラインゲーム(MMORPG)『ファイナルファンタジーXIV』の試遊展示が行なわれている。
来場者が思わず撮影したくなる展示
ブースでは、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の精巧なフィギュアや、20年5月15日発売の『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』登場するマーベルキャラクターたちの実寸大の衣装も展示されている。これらの展示では、思わず記念に撮影したくなるはず。
ただ試遊するだけではなく、思わず天井を撮ってしまったり、フィギュアの細部をじっと見つめるなど、映像表現を得意とするスクウェア・エニックスらしい「美しさ」を体感できるブースとなっている。
(文・写真/花森リド)
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