東京ゲームショウ2019のコナミブースでは、人気ゲーム『スーパーボンバーマン R』とレトルトカレー「ボンカレー」のコラボステージイベントが開催された。コラボ広報大使のゴールデンボンバーが登場すると、女性ファンが数多く集まり、多くの声援が飛んでいた。

 コナミブースで開催されたステージイベント「スーパーボンバーマン R × ボンカレー コラボステージ」。『スーパーボンバーマン R』とレトルトカレーの「ボンカレー」のコラボ広報大使を務めるヴィジュアル系エアーバンドのゴールデンボンバーのメンバー、鬼龍院翔さん、喜矢武豊さん、歌広場淳さん、樽美酒研二さんが登場し、eスポーツチーム、SUN COLOR'Sとゲーム対決。ゴールデンボンバーはゲームに大敗したものの、敢闘賞としてボンカレーのコラボパッケージになる権利を得た。

コナミブースの「スーパーボンバーマン R × ボンカレー コラボステージ」では、ゴールデンボンバーが登場
コナミブースの「スーパーボンバーマン R × ボンカレー コラボステージ」では、ゴールデンボンバーが登場
ゴールデンボンバーでボーカルを担当する鬼龍院翔さん
ゴールデンボンバーでボーカルを担当する鬼龍院翔さん
ゴールデンボンバーでギターを担当する喜矢武豊さん
ゴールデンボンバーでギターを担当する喜矢武豊さん
ゴールデンボンバーでベースを担当する歌広場淳さん
ゴールデンボンバーでベースを担当する歌広場淳さん
ゴールデンボンバーでドラムを担当する樽美酒研二さん
ゴールデンボンバーでドラムを担当する樽美酒研二さん

「ボン」つながりでカレーとコラボ

 「ボンバーマン」シリーズは1980年代に登場し、長年親しまれてきたパーティバトルゲーム。爆弾を配置し、十字に広がる爆風で敵を囲い込んで倒すプレースタイルが人気を博した。『スーパーボンバーマン R』はその最新作。Nintendo Switchのローンチと同時に発売され、PlayStation4、Xbox One、PC(Steam)でも発売された。全世界で累計販売本数が100万本を突破したという人気作だ。

 ステージはイジリー岡田さんが司会で登場し、『スーパーボンバーマン R』のキャラクターである「白ボン」の着ぐるみを呼び寄せ、去年から『スーパーボンバーマン R』を世界中に広めるため、体を張ったチャレンジや出来事などを公式サイトで映像で紹介している、略して「ボン活」の紹介をした。ボン活に大塚食品がコラボしており、「ボンカレー」の30種類のコラボパッケージを販売してる。そのコラボの広報大使を務めるのが、ヴィジュアル系エアーバンドのゴールデンボンバーだ。

司会はタレントのイジリー岡田さん(左)、『スーパーボンバーマン R』のキャラクター「白ボン」(右)
司会はタレントのイジリー岡田さん(左)、『スーパーボンバーマン R』のキャラクター「白ボン」(右)

「ボン活3本勝負」の最終決戦

 コラボを盛り上げるために「ポン活3本勝負」と称して対決を繰り広げており、東京ゲームショウ2019のコナミブースで開催される本ステージイベントの「スーパーボンバーマン Rゲーム対決」が最終対決になるという。

 3本勝負のうち1本目の「爆走100m走対決!」や2本目の「国産じゃがいも芽取り対決!」はすでに行われており、映像で紹介された。ゴールデンボンバーのメンバーは国産じゃがいも芽取り対決!のためにわざわざ徳島の工場まで出向いたという。結果は1本目は白ボンの勝利、2本目はゴールデンボンバーの勝利となり、ステージ上の「スーパーボンバーマン Rゲーム対決」で勝敗が決定する。

 「ボン活3本勝負」は、ゴールデンボンバーと白ボンの対決だが、白ボンは着ぐるみのゆえにコントローラーが握れないため、女性芸能人のeスポーツ大会「eQリーグ」で19年の優勝チームであるSUN COLOR'Sから、門山葉子さん、みょんさん、平山りのさん、鈴木亜里紗さんの4人が登場し、白ボンの代理としてゴールデンボンバーと対決することとなった。司会のイジリー岡田さん曰く「ゴールデンボンバーと楽屋が1枚の壁を隔てた隣で、楽屋を出る直前までゲームを練習していた。めちゃくちゃ真剣だった」という。

白ボンの代理として「eQリーグ」の2019年の優勝チームであるSUN COLOR'Sの4人が登場した。左から門山葉子さん、みょんさん、平山りのさん、鈴木亜里紗さん
白ボンの代理として「eQリーグ」の2019年の優勝チームであるSUN COLOR'Sの4人が登場した。左から門山葉子さん、みょんさん、平山りのさん、鈴木亜里紗さん

「ボン活3本勝負」の最終決戦

 対決は、eスポーツ実況の馬人さんが登場し、今回のルールを説明した。「ボンバーマン」シリーズといえば1人プレーモードが有名だが、今回は3対3の「グランプリモード」を利用したチーム戦になるという。爆弾で相手を倒すだけでなく、クリスタル奪い合って集めることが目的となる。時間は前半3分、後半3分の合計6分間で開催された。なお、ゴールデンボンバーが勝利すると、大塚食品から「とある」特典があると発表され、ゴールデンボンバーのメンバーは張り切っていた。

馬人さんが実況を務めた。「ボンバーマン」シリーズの大会はほぼ皆勤賞という
馬人さんが実況を務めた。「ボンバーマン」シリーズの大会はほぼ皆勤賞という

圧倒的な差で完敗

 前半はゴールデンボンバー側は喜矢武豊さん、歌広場淳さん、樽美酒研二さんの3人が担当。ゲームをプレーしていない鬼龍院翔さんが「頑張れ!」と連呼しつつ盛り上げるなか、SUN COLOR'Sは終始落ち着いてプレーしており、0対25のパーフェクトで前半終了した。

 実況の馬人さんによると、ゴールデンボンバーは閉じ込められて自爆が多いという。また、この状況からゴールデンボンバーが勝つには後半パーフェクトで勝利しなければならないという。後半は樽美酒研二さんがゲームから抜け鬼龍院翔さんが加わったが、結局状況は変わらず。ゴールデンボンバーは「電源を切れ」など場内を沸かせつつ奮闘したが、結局1対69でSUN COLOR'Sの圧倒的な勝利で終わった。

ゲームは3人対戦のため、4人組のゴールデンボンバーだと1人溢れてしまう。鬼龍院さんは応援を、樽美酒さんは相手の妨害に徹していた
ゲームは3人対戦のため、4人組のゴールデンボンバーだと1人溢れてしまう。鬼龍院さんは応援を、樽美酒さんは相手の妨害に徹していた

 この3本勝負でゴールデンボンバーが勝利したときは、大塚食品が「ボンカレーのコラボパッケージを作る」予定だったという。この勝負で負けたことでこの予定は無くなったと発表された。だが、ゴールデンボンバーのメンバーから「ファンからクレーム出る」と煽り、結局敢闘賞ということでパッケージ化が実現した。来年の発売を予定しているという。

 最後にゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが「ゲームも楽しいしボンカレーもおいしいし、これからも宣伝活動がんばります」と綺麗に締めくくった。ステージ後、閲覧者には、ボンカレーの『スーパーボンバーマン R』コラボパッケージが配布された。

SUN COLOR'Sはこの日のためにガチガチに練習したという。ゲーム中に樽美酒さんが話しかけてきて「焦ったがあんまりよく聞こえなかった」と語った
SUN COLOR'Sはこの日のためにガチガチに練習したという。ゲーム中に樽美酒さんが話しかけてきて「焦ったがあんまりよく聞こえなかった」と語った

(文/田代祥吾、写真/加藤康)

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