裏切りマンキーコング惨敗で土下座

 3本目は、「プロの西澤君が、名人と対決するならこれしかない!」と関谷さんが選んだのは、シューティングゲーム『スーパーソルジャー』。ともに2分間プレーする「キャラバンモード」によるスコアで勝敗を競った結果、終盤に8万点の隠しボーナスこそ獲得に失敗したものの、ノーミスで戦い抜いた高橋名人がまたも圧勝。西澤さんは序盤からミスを繰り返して大差をつけられ、大先輩から厳しい洗礼を受けることとなった。

「8万点を逃し、ちょっと恥ずかしいスコアになったけど」という高橋名人だが、約15万点の差をつけてさすがの貫禄を示した
「8万点を逃し、ちょっと恥ずかしいスコアになったけど」という高橋名人だが、約15万点の差をつけてさすがの貫禄を示した

 結局、3本勝負の結果は2勝1分で高橋名人の勝利。対決前に、「オレはもう60歳だけど、キミたちはまだ20代だろ? プロなんだから、60のオレなんかに負けるようじゃダメだからな。もし負けたらプロ返上だね」と言われていた裏切りマンキーコングの2人。「勝ったら名人を名乗る!」と最初は威勢がよかったが、ぐうの音も出ない敗北となったため、恥も外聞もなくステージ上で「プロ返上だけはどうか勘弁してください……」と高橋名人に仲良く(?)土下座。高橋名人の許しを受けると、「この機会に、(「PCエンジンmini」を)買って練習します!」と宣言した。「PCエンジンmini」本体の発売後、はたして裏切りマンキーコングの2人がどんな活躍を披露するのか、ぜひとも注目したいところだ。

 また、高橋名人はゲーム対決の合い間に、「『PCエンジン』はファミコンを意識して、ファミコンのRF端子とACアダプターを外したらすぐに接続ができるように設計していた」「ソフトをカード式のHuカードにしたのは、当時はバブル期で大人が財布にクレカをたくさん入れるのがステータスみたいになっていたので、カード型にすれば子供たちも大人と同じような気持ちになれて友達に自慢ができるし、小さいので持ち歩きやすくなるから」など、元祖「PCエンジン」に関するエピソードも披露した。ハドソン時代に、「PCエンジン」を宣伝していたころとまったく変わらない、甲高い声で話すその姿は、とても還暦を迎えたとは思えないほど若々しかった。

「プロ返上」は困ると、プライドをかなぐり捨てて土下座攻勢に出た裏切りマンキーコングのおふたり。
「プロ返上」は困ると、プライドをかなぐり捨てて土下座攻勢に出た裏切りマンキーコングのおふたり。
貫禄の勝利を収めた高橋名人には、「PCエンジン」のTシャツ3着がプレゼントされた
貫禄の勝利を収めた高橋名人には、「PCエンジン」のTシャツ3着がプレゼントされた

(文・写真/鴫原盛之)

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