CD-ROMタイトルのアニメやボイスも忠実に収録

 『PCエンジン』は、発売翌年の1988年に拡張機器の『CD-ROM2』が登場して、ゲームタイトルがCD-ROMでも供給が可能になった。従来のROMカセットよりも容量が大幅に増えたことによって、テレビのアニメ番組と同様に豊富なキャラクターのアニメーション映像を流したり、プロの声優を起用したボイスを多数収録したソフトが次々と登場したことでも話題になった。

 筆者が会場で調べた限りでは、各タイトルに収録されたアニメやボイスは、いずれも当時の画質・音質を忠実に再現していたので、オリジナル版を遊んだ経験のあるプレイヤーであれば、必ずや初めて遊んだ時の感動がよみがえることだろう。今の目で見ると、表現がかなりチープに感じられるかもしれないが、当時のハードの性能、表現力のまま、あえて手を加えなかったところに開発スタッフの強いこだわりが感じられた。

 また、本機には『TurboGrafx-16』(※PCエンジンの海外版)のタイトルも収録されている。プレイ中に任意のタイミングでプレイデータをセーブできる機能も付いているのもうれしい。発売が実に待ち遠しいゲーム機だ。

恋愛シミュレーションゲームの金字塔、『ときめきメモリアル』。もちろんボイスも再現されている
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アニメーションのシーンも登場するRPG、『天外魔境II 卍MARU』
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元のPC用アクションRPGから、CGや演出をさらにグレードアップさせ、ボイスを新たに追加して大きな話題を呼んだ『イースI・II』
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サイバーパンクな世界観が特徴のアドベンチャーゲーム、『SNATCHER』も音声がバッチリ再現されている
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(C)2019 Konami Digital Entertainment

(文・写真/鴫原盛之)

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