サバイバー同士の連携は必須

 操作方法やプレーヤーの視点、攻撃できる武器は、過去の「バイオハザード」シリーズに似ているもの、各プレーヤーの連携プレーが重視されており、遊び方は大きく異なると感じた。

 キャラクターは特性や役割が異なるため、プレーヤーの力量と性格から適したのを選ぶ必要があると感じた。今回の試遊ではその場で組み合わされたプレーヤー同士で、力量や性格や属性を考慮せずにキャラクターを選んでしまったため、攻略に困難を極めた。たとえば、回復役のサポートを操るプレーヤーが仕事に徹することなく右往左往し、サバイバー全員が瀕死に陥るような状況を作り出してしまっていた。

 また、連携プレーも必須だ。狭い通路を複数人で通過してしまい、突然出てきたクリーチャーに襲われ通路が塞がったまま逃げられず瀕死状態に陥ることも何度かあった。もちろん、サバイバー同士はゲーム内のボイスチャットで連携は取れるものの、その場で組んだ即席のパーティーでそれは難しい。

 また、マップ上に散らばっている銃や回復などのアイテムは「バイオハザード」シリーズなら一人で自由に使えたのに対し、『プロジェクト レジスタンス』はサバイバー4人でうまく分配する必要がある。各プレーヤーで遠慮が発生してしまい、強力な武器がアイテムボックスに残ったままというような状況を今回の試遊で作り出してしまった。

 結局、東京ゲームショウ2019の会場では2回ほどプレーしたが、サバイバー側が1度も攻略することなく試遊は終了した。サバイバー側の連携がいままでのマルチプレイよりも重視されており、ボイスチャットで各サバイバーの連携が上手にできないと、攻略は難しいと感じた。各サバイバーが役割に徹し、指令官のようなプレーヤーを一人置いて連携プレーをうまく行えば、楽しめるゲームになる。

 ちなみにマスターマインドは、監視カメラでサバイバーの動きを監視し、手持ちのカードによってクリーチャーや罠を配置、ゾンビやタイラントを直接操作してサバイバーの行動を妨害することができる。1人でプレーするなら、こちらの方が面白そうだ。

『プロジェクト レジスタンス』はバイオハザードと世界観が共通で似ているが、プレースタイルは大きく異なる(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
『プロジェクト レジスタンス』はバイオハザードと世界観が共通で似ているが、プレースタイルは大きく異なる(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

(文・写真/田代祥吾、写真提供=カプコン)

関連リンク
東京ゲームショウ2019特設サイト
東京ゲームショウ2019公式サイト