ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のブースで『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』の試遊を体験。敵味方の動きに生身の人間っぽさが感じられるなど、リアルな戦場っぽさが魅力に。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のブースで最も存在感を放つ『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』の試遊コーナー。日経クロストレンド取材班も体験させてもらった。主観的にはなるが、レポートしてみたい。試遊は6人1組の対戦形式(その場で2チームに振り分けられる)。相手方にプロゲーマーかと見まがうほどの実力者がいたため、ボッコボコの憂き目に。戦果は思わしくなかったが、十分楽しめた。
全体に、ガチの戦場らしさが感じられ、それがゲームの大きな魅力になっている。このリアル戦場感を構成しているのは、例えば、敵味方ともシリーズの他作品ほどサクサク動かないところ。動きにもっさり感がある。これが、単にスピードが遅くなったというより、生身の肉体に重力が働いている感じがして悪くなかった。
リコイル(銃を発砲した後の銃身のブレ)制御はこれまでより難しくなった印象だ。銃ブレ強めで、これもまたリアルっぽい。また、暗視ゴーグルを装着した視界で戦う場面もあり、新鮮だった。慣れない見え方ではあるが、見えるべきものの視認性はむしろ上がっていて、快適に、かつスリリングに遊べた。
東京ゲームショウの試遊環境では、ボイスチャットを使った仲間とのコミュニケーションは取れなかった。しかし、リリース後にしっかり仲間と連携を取りながら遊べたら、相当プレーのしごたえがありそうだ。
(文/赤坂麻実、写真/志田彩香)