※日経トレンディ 2020年1月号の記事を再構成

米国の住宅にイノベーションを起こそうとしている日本人がいる。本間毅氏だ。その名も「HOMMA」をシリコンバレーで起業し、日本の住宅メーカーとの協業で未来のスマートホームを建設している。2020年1月、プロトタイプとなる「HOMMA ONE」が、カリフォルニア州ベニシアに完成する。HOMMAとは何者か、どんな住宅を生み出そうとしているのか。

HOMMA Founder & CEO 本間 毅氏。1974年生まれ。中央大学在学中に起業し、97年イエルネット設立。2003年ソニー入社。ネット系事業戦略部門、リテール系新規事業開発等を経て08年5月、米西海岸に赴任し電子書籍の事業戦略を担当。12年2月楽天執行役員就任。16年にシリコンバレーでHOMMA創業
HOMMA Founder & CEO 本間 毅氏。1974年生まれ。中央大学在学中に起業し、97年イエルネット設立。2003年ソニー入社。ネット系事業戦略部門、リテール系新規事業開発等を経て08年5月、米西海岸に赴任し電子書籍の事業戦略を担当。12年2月楽天執行役員就任。16年にシリコンバレーでHOMMA創業

スマートホームとは、どんな住宅だと考えていますか。

本間 毅氏(以下、本間氏) 今はまだ、普通の家にITデバイスを乗せただけ。アレクサに「電気をつけて」「OKグーグル、鍵を掛けて」と言うのを繰り返す。アマゾンもグーグルもこれをスマートホームと称して売り出している。ほら、声で操作できるでしょ、と。でも我々はその次があると思っていて、それがエクスペリエンスです。帰宅すれば玄関のスマートロックが勝手に開く。家に入れば、今いるエリアだけ電気がつく。センサーなどで状況を把握し、複数の住設機器を同時に最適化して動かすことで、より暮らしに溶け込む体験ができる。アレクサが電気をコントロールしてくれることよりも、家とサービスが自然につながる方が生活は大きく変わる。コントロールをエクスペリエンスに変えていく。この技術をオーケストレーションと呼んで開発しています。

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