※日経トレンディ 2020年1月号の記事を再構成
様々な移動手段を一つのサービスとしてシームレスにつなぐMaaS(モビリティー・アズ・ア・サービス)。この分野で、高速バス大手のWILLER(ウィラー、大阪市)が頭角を現している。どんな未来を描いていくのか。代表取締役の村瀨茂高氏に話を聞いた。
2019年10月、北海道の道東(ひがし北海道)と京都丹後鉄道沿線の各エリアで使える「WILLERSアプリ」を正式にリリースしました。
村瀨茂高氏(以下、村瀨氏) 出発地と目的地を入力すれば、路線バスやタクシー、鉄道など複数の移動手段を統合検索でき、予約も決済もできる。便利かもしれませんが、すごい変化が起きたかというとそうでもない。アプリはお客様との接点であり、アプリ=MaaSではありません。これまでの移動体験が変わることと、社会課題が解決できること。この2つがMaaSでなすべきことだと思っています。公共交通の空白を埋める新しいモビリティーサービスをつくっていきたい。
具体的にはどのように進めていきますか。
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