
- 全6回
「インサイト」明日から使える活用術
-
- 第1回
- 2019.08.23
インサイトに3つの誤解 顧客ニーズの本質を見抜く直観力が重要 ライフスタイルの多様化、スマートフォンの普及による情報の分散化などによって、顧客の実像をとらえることが難しくなっている。消費者の実態を把握し、ニーズに合った商品やサービスを開発するうえで、マーケターは「インサイト」を把握するスキルが求められる。インサイトで誤解しがちな3つのポイントを解説する。 -
- 第2回
- 2019.09.13
Instagramのインサイト活用法 消費者の無意識の決断を理解 連載の第1回インサイトとはそもそもどういう意味か、そしてそのインサイトがビジネスの成長の鍵としていかに大事かという話をした。第2回以降は、その方法論について1つずつ具体例を交えながらお伝えできればと思う。 -
- 第3回
- 2019.10.17
レノア生んだ「P&G式フレームワーク」 強いインサイトをつかむ プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は「Consumer is Boss」を掲げる。P&G社員のボスは上司や株主ではなく、消費者であるという価値観だ。消費者理解はマーケターにとって仕事の始まりである。第3回はP&Gでの経験を基に生み出した、インサイトの発見から施策に落とし込むための3Dフレームワークを紹介する。 -
- 第4回
- 2019.11.14
P&Gでレノアが成功し、ルミネスが失敗したワケ 成否の分かれ目 前回はインサイトのためのフレームワークの全体像と、最初の段階としてビジネス課題を定義するDEFINEフェーズを紹介した。第4回はレノアの成功とルミネスの失敗を例に、インサイトの発見フェーズであるDEVELOPフェーズと、インサイトをマーケティングプランに落とすためのDELIVERフェーズを解説する。 -
- 第5回
- 2019.12.11
Facebookがインサイト調査を活用する理由 自社データには限界 「Facebook」や「Instagram」のような利用者のデータをログとしてすべて取得できる大手プラットフォーマーでも、インサイト調査は欠かせない。ログデータから見つけ出せるインサイトには限界があるからだ。ログデータの弱点と併せて、著者がFacebookやInstagramで実践する調査とその効果を紹介する。 -
- 第6回
- 2020.02.25
「インサイト発見力」を高める脳科学 非合理な判断を理解する 本連載の最終回のテーマは「脳科学」だ。インサイトの発見力を高めるためには、カスタマー・ユーザーの理解が重要であることをこれまでお伝えしてきた。特に無意識下の行動は、脳科学と密接な関係がある。人の判断は必ずしも合理的ではない。そこを理解することが重要だ。