
- 全5回
本田哲也のパーセプションチェンジ
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- 第1回
- 2019.08.08
ピューロランドが劇場化 トレンド生み出すパーセプションの威力 商品の認知はある。けれど売り上げが低迷している――。こんな悩みを、多くのマーケターが抱えるようになった。ロングセラーブランドや、誰もが知る商品で顕著だ。そして実のところ、そのほとんどは1つの理由に絞られる。それは、「パーセプション」の問題だ。 -
- 第2回
- 2019.08.22
GoProヒットにパーセプションチェンジ 日本で女性に売れたワケ 「パーセプション」とは、消費者が商品やサービスを捉える「認識」を指す。その認識を、マーケティングによって意図的に変化させるのが「パーセプションチェンジ」だ。連載の第2回では、アクションカメラ「GoPro」の成功例からパーセプションチェンジの重要性をさらに掘り下げてみよう。 -
- 第3回
- 2019.09.05
森永ラムネが大ヒット ブランドへの認識のギャップが成功の鍵 本連載でパーセプションチェンジの重要性を説いてきたが、第3回は少し視点を変えてみよう。「パーセプションとクチコミの関係」についてだ。商品やサービスに対する認知と認識のずれを「パーセプションギャップ」と呼ぶ。このギャップによりヒットしたのが森永製菓の「森永ラムネ」だ。 -
- 第4回
- 2019.09.27
高級飲食店でしか飲めないビール 認識変容でシャンパン市場狙う 本連載はこれまで商品とパーセプションの関係を掘り下げてきたが、今回は商品カテゴリーとパーセプションの関係がテーマだ。メゾン・ロココ(東京・中央)の高級ビールは発売1年で、都内ミシュランの星付きレストランの半数に導入された。パーセプションの変容でシャンパン市場を脅かそうとしている。 -
- 第5回
- 2019.10.31
ジレットとワークマンに学ぶ 本質を変えない認識変容の方法 海外のPR業界では「Perception is reality(パーセプションこそが現実である)」という言葉がよく使われる。第三者からの認識(パーセプション)こそが現実であることを表している。ただし、ブランドの持つ本質を見失わないことが肝要だ。カミソリブランド「ジレット」、ワークマンの事例から学ぶ。