Japan Expo(JE)が開催された2019年7月4日、フランス・パリの現地会場には駐フランス日本大使も訪れ、会場内を視察した。来場者が25万人を超える規模に成長したJEを日本企業はどう活用すべきなのか。視察は4回目という大使に聞いた。
JEは外務省や経済産業省なども出展したことがあるイベント。駐フランス日本国特命全権大使の木寺昌人氏も2016年の就任以来、欠かさずJEを訪れている。19年も早速第1日目に訪れ、JE創始者の1人であるトマ・シルデ氏の案内のもと、いくつものフロアが連結された広大なスペースを約半日にわたってくまなく視察した。
大使にとっては、4回目の視察となったJE。その会場で単独インタビューを行い、20回目のジャパンエキスポの印象などを聞いた。
JEは相変わらず人でにぎわっています。
木寺大使 JEは世界中で例を見ない大きな祭典になっています。アニメ、コスプレ、観光、手工業、日本食などを一度に見せてくれる。展示面積も広がり、種類も多くなっています。家族連れも多く、皆が楽しんでいますね。またゲーム、eスポーツも盛り上がっています。明日(7月5日)はYOSHIKIさんが来るとのこと。私はフランス駐在の前に中国にいたのですが、北京でYOSHIKIさんとお会いすることができましたが、今回は残念ながら。パリのファンは素晴らしい機会に恵まれましたね。

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