ビデオゲームで対戦し、勝敗を競う「eスポーツ」。海外から遅れること数年、日本でも本格普及の兆しを見せています。日経クロストレンドの記者が新トレンドを解説します。

(写真/Shutterstock)
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 ビデオゲームで対戦し、勝敗を競う「eスポーツ」。海外から遅れること数年、日本でも本格普及の兆しを見せています。

 ゲームのプラットフォームが「パソコン」「家庭用ゲーム機」「スマートフォン」と広がるに伴い、日常的にゲームを楽しむ人が増えました。「ゲームなんて興味がない」という人でも、スマホにゲームアプリを入れて空き時間に楽しんでいる人も多いでしょう。

 こうしたゲームについて、「どうやったらもっと点を取れるんだろう」「どうすれば次のステージに進めるんだろう」「うまい人のプレーを見てみたいな」などと思うことはありませんか? 実は、そんな気持ちがeスポーツを観戦し始めるきっかけになった方が少なくありません。そう考えると、現在eスポーツが盛り上がっている理由や、潜在ファンの多さ、今後の可能性の高さを実感できるかもしれません。

 この可能性にいち早く目を付けた企業が、既に動き始めています。狙いは、若い人を中心としたファン層に向けて自社製品やサービスをアピールすること。「テレビCMよりも効果がある」と断言する関係者もいるほどです。

 では、本当にeスポーツはマーケティングの新たなツールになるのでしょうか。消費マーケティング専門メディアならではの視点で、日清食品やNTTドコモ、三井住友銀行などの事例を紹介します。

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